Out Through The In Door / Vanilla Fudge

主に１９６０年代後半に活躍し、「You Keep Me Hanging On」のサイケデリックな演奏で一躍有名になったアメリカのロック・バンド、ヴァニラ・ファッジの最新アルバム「Out Through The In Door」。 ２００７年発表らしい。 アルバム・タイトルがレッド・ツェッペリンのアルバム、"In Through The Out Door"に良く似ていると思ったら、全曲レッド・ツェッペリンのカバーばかりでした。 しかもオリジナル・メンバーの４人でやっております。 １曲目「Immigrant Song」は"Led Zeppelin �V"、２曲目「Ramble On」、９曲目「Moby Dick」は"Led Zeppelin �U"、３曲目「Trampled Underfoot」は"Physical Graffiti"、４曲目「Dazed And Confused」、５曲目「Black Mountain Side」、７曲目「Babe, I'm Gonna Leave You」、１２曲目「Your Time Is Gonna Come」はファースト(Led Zeppelin)、６曲目「Fool In The Rain」、１０曲目「All Of My Love」は"In Through The Out Door"、８曲目「Dancing Days」は"Houses Of The Holy"、１１曲目「Rock And Roll」は"Led Zeppelin �W"からとなっています。 なにしろ、カーマイン・アピスとティム・ボガートに加えて、ヴィンス・マーテルとマーク・ステインが居るので演奏内容はなかなか素晴らしいです。 このアルバムのトータル・タイムは６２分１０秒となっています。 以下、ヴァニラ・ファッジの主なアルバム一覧 1967年　Vanilla Fudge 1968年　The Beat Goes On 1968年　Renaissance 1969年　Near The Beginning 1969年　Rock & Roll 1984年　Mystery 2002年　Returns 2004年　Live At Rockpalast 2004 (DVD) 2007年　Out Through The In Door