Vanilla Fudge
(C)1967 ATCO/ATLANTIC WPCR-13600 |
01. Ticket To Ride 02. People Get Ready 03. She's Not There 04. Bang Bang 05. Illusions Of My Childhood Part One 06. You Keep Me Hanging On 07. Illusions Of My Childhood Part Two 08. Take Me For A Little While 09. Illusions Of My Childhood Part Three 10. Eleanor Rigby Vinnie Martell- - -vocal,guitar Mark Stein- - -vocal,keyboards Tim Bogert- - -vocal,bass Carmine Appice- - -vocal,drums |
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1960年代後半に活躍したアメリカのロック・バンド、ヴァニラ・ファッジ、1967年発表のファースト・アルバム「キープ・ミー・ハンギング・オン(Vanilla Fudge)」。
当時はアート・ロックとかサイケデリック・ロックとかと呼ばれたかなあ。
初期ヴァニラ・ファッジはカバー曲が中心だが、特にシュープリームスのヒット・ナンバーを大胆にアレンジした6曲目、「You Keep Me Hanging On」が代表曲。
なお、この曲は日本では”ユー”を取って”キープ・ミー・ハンギング・オン”とされた。
1曲目「涙の乗車券」と10曲目「エリナー・リグビー」はビートルズ、2曲目「ピープル・ゲット・レディー」はインプレッションズがオリジナルらしく、ジェフ・ベックとロッド・スチュワートなどもカバーしている、3曲目「シーズ・ノット・ゼア」はゾンビーズがオリジナルらしくサンタナなんかもカバーしているみたい、4曲目「バン・バン」はシェールのカバー曲でしょう。
8曲目の「Take Me For A Little While」は良く知らないのでネットで検索したら、Coverdale & Pageとなった。 ヴァニラ・ファッジは、ヴィンス・マーチル(ギター、ボーカル)、マーク・スタイン(ボーカル、キーボード)、ティム・ボガート(ベース、ボーカル)、カーマイン・アピス(ドラムス、ボーカル)の4人で1966年に結成し、1970年に解散している。 ティム・ボガートとカーマイン・アピスは、カクタス(Cactus)に加入後、ジェフ・ベックとベック・ボガート&アピス(Beck, Bogert & Appice)を結成している。 その後、1984年に一度再結成しているようだが、キーボードがビル・パスカリ(Bill Pascali)に交代し2002年に再度、再結成しているようだ。 そして、2004年の再結成ツアーのメンバーは、ギターがテディ・ロンディネリ(Teddy Rondinelli)に交代している。 なお、このアルバムはSHM-CD仕様です。 以下、ヴァニラ・ファッジの主なアルバム一覧 1967年 Vanilla Fudge 1968年 The Beat Goes On 1968年 Renaissance 1969年 Near The Beginning 1969年 Rock & Roll 1984年 Mystery 2002年 Returns 2004年 Live At Rockpalast 2004 (DVD) 2007年 Out Through The In Door |