Pithecanthropus Erectus / Charles Mingus

ジャズ・ベーシスト、チャールス・ミンガスのリーダー・アルバム「直立猿人（Pithecanthropus Erectus）」。 パーソネルは、チャールス・ミンガスに、ジャッキー・マクリーン（アルト・サックス）、Ｊ．Ｒ．モンテローズ（テナー・サックス）、マル・ウォルドロン（ピアノ）、ウイリー・ジョーンズ（ドラムス）の５人。 録音は、１９５６年（昭和３１年）１月３０日となっています。 何よりも驚くのは１０分以上もある大作、１曲目「直立猿人」でしょう。 タイトルも凄いですが、フリー・ジャズ風の白熱した演奏になっています。 ２曲目以降の日本語タイトルは、２曲目「霧深き日」、３曲目「ジャッキーの肖像」、４曲目はひねりが無くそのままで「ラヴ・チャント」となっています。 チャールス・ミンガスは１９２２年（大正１１年）生まれ、難病と戦いながら１９７９年に亡くなっています。 とにかくこのアルバムは、日本語で読むと”ピテカントロプス・エレクトス”ですよねぇ。