Better Days / Paul Butterfield's Better Days

白人ブルース・ハーモニカ奏者、ポール・バターフィールドのバンド、ポール・バターフィールズ・ベター・デイズの１９７３年発表のアルバム「ベター・デイズ（Better Days）」。 ポール・バターフィールズ・ベター・デイズは、ポール・バターフィールド・ブルース・バンドを解散した後、ポール・バターフィールドが新しく結成したバンドで、このアルバムは第１作目となる。 このアルバムでは、ポール・バターフィールドの他は、ジェフ・マルダー、エイモス・ギャレット、クリストファー・パーカー、デビッド・サンボーンなどの有能なミュージシャンが参加しているのが特徴的だ。 全体的に、ポール・バターフィールドのブルース・ハープを中心としたナンバーが多く、聞き応えがあり非常に良い内容だ。 １曲目と１０曲目の「ニュー・ウォーキン・ブルース（New Walkin' Blues）」は、ポール・バターフィールド・ブルース・バンドのセカンド・アルバム「イースト・ウェスト（East-West）」に収録されていたナンバーと同じ。 ６曲目「生きながらブルースに葬られ（Buried Alive In The Blues）」は、ジャニス・ジョプリンの曲でもあるようだが、彼女の名作アルバム「パール（Pearl）」では、ジャニス・ジョプリン自身の歌がない演奏のみのナンバーとなっているようだ。 なお、このアルバムは紙ジャケット仕様（完全生産限定盤）となっております。 このアルバムのトータル・タイムは４９分５８秒。