Tramp
(C)&(P)2007 PEER MUSIC / ARCHIVE AIRAC-1340 ※本作品は紙ジャケット仕様です。 |
01. Own Up 02. Same Old Thing 03. What You Gonna Do 04. Somebody Watching Me 05. Too Late Now 06. Baby What You Want Me To Do 07. Street Walking Blues 08. On The Scene 09. Month Of Sundays 10. Hard Work 11. Another Day Little Brother Dave- - -vocal (Dave Kelly) Memphis Lil- - -vocal (Jo Ann Kelly) Danny Kirwan- - -guitar Bob Hall- - -piano Bob Brunning- - -bass Mick Fleetwood- - -drums |
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こ、こんなアルバムがCDで発売されていたとは・・・。
フリートウッド・マックの初代のベーシスト、ボブ・ブラニングと同僚のピアニスト、ボブ・ホールを中心にレコーディングされたブリティッシュ・ブルースのバンド「トランプ(Tramp)」、1969年の作品。
参加ミュージシャンは、フリートウッド・マックのダニー・カーワンとミック・フリートウッドなど。
なお、ボブ・ブラニングとボブ・ホールは、このアルバム製作の前にはサンフラワー・ブルース・バンド(Brunning Hall Sunflower Blues Band)を結成している。
ジャケットに書かれている"Little Brother Dave"や"Memphis Lil"の正体が不明だが、日本語の解説には、デイヴ・ケリー(ギター)、ジョアン・ケリー(ボーカル)、ダニー・カーワン(ギター)、ボブ・ホール(ピアノ)、ボブ・ブラニング(ベース)、ミック・フリートウッド(ドラムス)の6人となっているようだ。
じゃあ、"Little Brother Dave"はデイヴ・ケリー、"Memphis Lil"はジョアン・ケリーの事かな・・・。
(なお、ネットで詳しく調べると別の種類のジャケットには、正式にDave KellyとJo-Ann Kellyとして載っていた。)
演奏内容はいわゆるヘビーなブルースではなく、気楽に聞けるアットホームな演奏で結構好感が持てる。 イギリスの白人女性ブルース・シンガー、ジョアン・ケリー(Jo Ann Kelly、1944年−1990年)を調べると、彼女の弟のデイヴ・ケリー(Dave Kelly)と音楽活動をしているし、グラウンドホッグス(The Groundhogs)のトニー・マクフィー(Tony McPhee)と1968年にアルバム「Me And The Devil 」、翌年「I Asked For Water」などを発表しているらしい。 ボブ・ホールはサンフラワー・ブルース・バンドの他に、サヴォイ・ブラウン(Savoy Brown)や結成前のグラウンドホッグスなどに参加しているようだ。 トータル・タイムは33分55秒。 |