Lizard / King Crimson

"Lizard"
King Crimson

Lizard / King Crimson
(P)&(C)2004 Robert Fripp DGM0503(アメリカ盤)

01. Cirkus
 including
  Entry Of The Chameleons
02. Indoor Games
03. Happy Family
04. Lady Of The Dancing Water
05. Lizard
 Prince Rupert Awakes
 Bolero - The Peacock's Tale
 The Battle Of Glass Tears
  including
   Dawn Song
   Last Skirmish
   Prince Rupert's Lament
 Big Top

Robert Fripp- - -guitar,keyboards,etc.
Mel Collins- - -flute,sax
Gordon Haskell- - -bass,vocals
Andy McCulloch- - -drums
Peter Sinfield- - -words,pictures
with
Robin Miller- - -oboe,cor anglais
Marc Charig- - -cornet
Nick Evans- - -trombone
Keith Tippet- - -piano
Jon Anderson- - -vocal on "Prince Rupert Awakes"

イギリスのプログレシブ・ロックのバンド、キング・クリムゾンの1970年発表の3作目「リザード(Lizard)」。 第1作は1969年発表の「クリムゾン・キングの宮殿(In The Court Of The Crimson King)」、2作目は本作品と同じ1970年の「ポセイドンのめざめ(In The Wake Of Poseidon)」。 このアルバムは、LPレコードではジャケットのイラストが綺麗で素晴らしかったが、このCD(薄い黄色い地の部分が灰色になっている)だと逆に汚い感じがして残念だ。 キング・クリムゾンは、1967年に結成されたジャイルズ・ジャイルズ&フィリップ(Michael Giles、Peter Giles、Robert Fripp)が元になっており、メンバー交代の後1968年にキング・クリムゾンに改名する。 そして、1969年にデビュー作の名作で出世作「クリムゾン・キングの宮殿」を発表している。 本作品は、キース・ティペットなど、ブリティッシュ・ジャズの演奏者が参加していて、ジャズ的な味付けになっている。 さらに、同じプログレシブ・ロックのイエス(Yes)のジョン・アンダーソンがボーカルで参加しているのも注目だ。 5曲目のタイトル曲「リザード」は、LPレコードの片面全部を使い23分以上もある大作で、曲構成も分かりづらい(下の日本語タイトルを参照)。 なお、このアルバムは30周年記念盤となっているが、当時の写真が載っているブックレットと高域が出ると言うHDCD盤になっている。

以下は日本語のタイトル(日本盤LPレコードより)と演奏時間
01.サーカス 6:27
 カメレオンの参上
02.インドア・ゲーム 5:37
03.ハッピー・ファミリー 4:22
04.水の精 2:47
05.リザード 23:15
 1.ルーパート王子のめざめ
 2.ピーコック物語のボレロ
 3.戦場のガラスの涙
  夜明けの歌/最後の戦い/ルーパート王子の嘆き
 4.ビッグ・トップ

※ロビン・ミラーが使用している楽器"cor anglais"をインターネットで調べると、コーラングレ(コール・アングレ)と読み、イングリッシュ・ホルン(English horn)と言うこともあり、ダブルリードの木管楽器(オーボエの仲間)の一種とある。 下の画像参照(インターネットから)。

cor anglais

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