Ashes Are Burning / Renaissance

"Ashes Are Burning"
Renaissance

Ashes Are Burning / Renaissance
(P)1973 SOVEREIGN (C)1995 REPERTOIRE REP4575-WY(輸入盤)

01. Can You Understand
02. Let It Grow
03. On The Frontier
04. Carpet Of The Sun
05. At The Harbour
06. Ashes Are Burning

Annie Haslam- - -vocals
John Tout- - -Keyboards,vocals
John Camp- - -bass,guitar,vocals
Terence Sullivan- - -drums,percussion,vocals
with
Abdy Powell- - -guitar
Michael Dunford- - -guitar

イギリスのロック・バンド、ルネッサンス(一般的に第2期)の1973年発表のアルバム「Ashes Are Burning(燃ゆる灰)」。 1969年のオリジナルのルネッサンスによる第1作「ルネッサンス(Renaissance)」、1970年第2作「イリュージョン(Illusion)」、そしてメンバーを一新したルネッサンスによる1972年の第3作「プロローグ(Prologue)」、そして本作品はそれに続く第4作のアルバムだ。 オリジナルのルネッサンスには、元ヤードバーズのキース・レルフとジム・マッカーティ、キース・レルフの妹ジェーン・レルフ、ルイス・セナモ、ジョン・ホウクンの5人だった。 オリジナルのルネッサンスは上記2作を発表して解散状態になるが、新しくアニー・ハズラム、ジョン・トート、ジョン・キャンプ、テレンス・サリバンの4人が、ルネッサンスを継承する事になった。 サウンドはプログレシブ・ロックで、アニー・ハズラムの歌唱が印象的な大作(6曲目のタイトル曲「Ashes Are Burning」は11分以上)が多いのが特徴的だが、アコースティック・ギターによるブリティッシュ・トラッド的な曲もある。 このアルバムではゲスト・ミュージュシャンで、幻の第2期ルネッサンスに参加していたギターのマイケル・ダンフォードは、次のアルバム「運命のカード」からルネッサンスに正式に加入している。 その後のルネッサンスは、1974年「運命のカード(Turn Of The Cards)」、1975年「シェエラザード夜話(Scheherazade And Other Stories)」、1976年「カーネギー・ホール・ライブ(Live At Carnegie Hall)」、1977年「お伽噺(Novella)」、1978年「四季(A Song For All Seasons)」、1979年「碧の幻想(Azure D'or)」、1981年「Camera Camera」、1983年「Time-Line」などを発表している。 インターネットで調べると、その後1990年「Tales of 1001 Nights, Vol. 1」と「Tales of 1001 Nights, Vol. 2」、1995年「The Other Woman」、1997年「King Biscuit Flower Hour」、2000年「Day of the Dreamer」、2001年「Tuscany」、2002年「Live in Japan 2001: In the Land of the Rising Sun」、2004年「Live and Direct」などを発表している。
なお、オリジナルのルネッサンスのキース・レルフはメディスン・ヘッドを経てハルマケドンを結成するがその後1976年に感電事故で亡くなってしまう。 ジム・マッカーティ、ジェーン・レルフなどは、キース・レルフが構想したバンド、ナウを経て第2のルネッサンスとしてイリュージョンを結成する。

Ashes Are Burning / Renaissance
このアルバム・ジャケットの裏面(プラスティック・ケースの裏面とは別)

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