The Singles Collection / The Nolans (CD+DVD)

１９８０年代に活躍したポップ・グループ、ノーランズのベスト盤「シングル・コレクション」。 アルバムの解説を読むと、アイルランドからイギリスに移住したトミー・ノーランとモリーン・プレスリン夫妻が、１９６０年代にスイート・ハーツ・シンガーズとして歌手をやっていた。 その後、彼らの８人の子供を加えてやっていたコーラス・グループ、シンギング・ノーランズから両親に長男と次男が引退し、長女アン、次女デニス、三女モーリン、四女リンダ、五女バーニー、末娘の六女コリーンの６人の娘たちの中から末娘を除く上の５人で１９７５年にノーラン・シスターズを結成。 １９７９年に次女デニスがソロシンガーに転向したため、当時１４歳の末娘コリーンが加わり１９７９年の１２月に大ヒット曲「ダンシング・シスター」を発表当時、グループ名をノーランズに変更した。 １９８０年には、長女アンが出産のため脱退し４人で活動を始める。 しばらくして、１９９５年までに長女アンと三女モーリンの２人組で活躍し、１９９８年ごろアンの長女エイミーといとこのジュリアを加えて４人組で活動を開始した、となっているようだ。 ヒット曲は１曲目「ダンシング・シスター」、２曲目当時のアイドル石野真子のカバーもあった「恋のハッピー・デート」、３曲目「ときめきＴＷＥＮＴＹ」、４曲目Ｗｉｎｋもカバーした「セクシー・ミュージック」、５曲目「夏は１６才（シックスティーン）」、７曲目「やさしくラブ・ミー」、１３曲目「ドント・メイク・ウェイブス」、１５曲目「ＬＯＶＥ恋しくて」など。 ２１曲目「タッチ・ミー・イン・ザ・モーニング」はダイアナ・ロス、２２曲目「サンキュー・フォー・ザ・ミュージック」はアバのヒット曲のカバー。 ノーランズは楽しくなるようなポップな曲で日本でもヒットを連発し、山口百恵の曲を英語の歌詞に変えた作品もあるようだ。 なお、おまけとして２曲入りのミュージックＤＶＤが付いているが、ＤＶＤの規格はＮＴＳＣカラー、４：３、合計７分、リニアＰＣＭステレオなどとなっている。 ＣＤのトータルタイムは１時間１７分３４秒。