Live At The Fillmore / Derek And The Dominos

１９７０年発表の名作「いとしのレイラ（Layla and other assorted love songs）」を発表しただけで解散してしまった、エリック・クラプトンが結成したバンド、デレク＆ザ・ドミノスの２枚組みライブ盤「ライヴ・アット・ザ・フィルモア（Live At The Fillmore）」。 デレク＆ザ・ドミノスのライブが行われたのは、１９７０年１０月２３日、２４日で、メンバーはエリック・クラプトン他、デュアン・オールマンを除くスタジオ盤と同じ全４人。 実は１９７３年に「デレク＆ザ・ドミノス・イン・コンサート（In Concert）」として、デレク＆ザ・ドミノスのライブを収録した２枚組みのアルバムが発表されているが、このアルバムはそれを元に未発表テイクと未収録曲を追加して収めたもので、曲数もトータル時間数も多い。 「デレク＆ザ・ドミノス・イン・コンサート」と比べて、ディスク１の２曲目「恋は悲しきもの（Why Does Love Got To Be So Sad?）」、ディスク２の１曲目「テル・ザ・トゥース（Tell The Truth）」、６曲目「レット・イット・レイン（Let It Rain）」が、録音日時が違う別テイクとなっている。 なお、ディスク１の３曲目「ハイウェイへの関門（Key To The Highway）」、ディスク２の２曲目「だれも知らない（Nobody Knows You When You're Down And Out）」、５曲目ジミ・ヘンドリックス作の「リトル・ウィング（Little Wing）」、７曲目「クロスロード（Crossroads）」が、「デレク＆ザ・ドミノス・イン・コンサート」には収録されてない。 トータル時間は、ディスク１が５９分３０秒、ディスク２が６５分１６秒。 以下は、「デレク＆ザ・ドミノス・イン・コンサート」の曲目一覧。 disc 1 01. Why Does Love Got To Be So Sad? 02. Got To Get Better In A Little While 03. Let It Rain 04. Presence Of The Lord disc 2 01. Tell The Truth 02. Bottle Of Red Wine 03. Roll It Over 04. Blues Power 05. Have You Ever Loved A Woman?