Django / The Modern Jazz Quartet

モダン・ジャズ・カルテット（通称M.J.Q.）、１９５０年代の初期の傑作アルバム「ジャンゴ（Django）」。 解説によるとこの「ジャンゴ」は、当初は２枚の２５ｃｍレコードで発売され、その後通常の３０ｃｍＬＰに変更されて発売されたとか。 曲によって録音年が違い、４〜７曲目が１９５３年６月、１曲目、２曲目、８曲目が１９５４年１２月、３曲目が１９５５年１月となっている。 M.J.Q.はミルト・ジャクソンのビブラフォン（通称ヴァイブ）が特徴的で、非常に上品で聞きやすいサウンドとなっている。 メンバーは他に、ピアノのジョン・ルイス、ベースのパーシー・ヒース、ドラムスのケニー・クラークとなっている。 なおその後、ケニー・クラークはメンバーと対立し、次作からはコニー・ケイ（Connie Kay）が参加するようだ。 本作品はモノラル、３８分５３秒でデジタル・リマスターされている。