Canzone - Italian Pops Best Selection

１９６０年代を中心とした選曲のカンツォーネやイタリアン・ポップスのオムニバス盤で、”サンレモ音楽祭”での曲も多い。 カンツォーネとイタリアン・ポップスの区別は詳しくは知らないが、アメリカン・ポップスの影響があるのが”イタリアン・ポップス”ではないだろうか。 とにかく、ほとんど同じ意味で使われていると思うが、そもそも”イタリアン・ポップス”は日本での造語では？ 「ほほにかかる涙」と「涙のさだめ」のボビー・ソロ、「花咲く丘に涙して」と「花のささやき」のウィルマ・ゴイク、「愛の花咲く時」のアンナ・イデンティチ、「青春がスパーク」のカトリーヌ・スパーク、「２万４千のキッス」と「狂ったハート」のリトル・トニー、「愛のフィナーレ（日本語）」などのミルバ、「カーザ・ビアンカ」などのオルネラ・ヴァノーニと言った日本でもヒット曲がある歌手が多いが、レコード会社の違いからか、「雨」などのジリオラ・チンクェッティや、「砂に消えた涙」などのミーナなどは、残念ながらこの中には入ってない。 全１８曲、合計６２分５６秒となっていて、価格は１９００円（税込み）とお買い得やね。

ウイルマ・ゴイクの「花のささやき」とオルネラ・ヴァノーニ（Ｂ面）のシングル盤。１９６６年発売。