Love Will Always Win / Faith Hill

アメリカの美人シンガー、フェイス・ヒルの１９９９年のアルバム「ラヴ・ウィル・オールウェイズ・ウィン」。 このアルバムは、ほとんどの曲が前作「フェイス」の別バージョンが収録されているようだが、どうやらカントリー・シンガーからポップ・シンガーへの移行作戦のようだ。 フェイス・ヒルは１９６７年ミシシッピー州生まれで、聖歌隊などで歌っていた後、やがてカントリー・ミュージックに興味を持ち、ナッシュビルに住まいを移し、その後ソロ・シンガーとしてデビューした。 なお、６曲目の「ピース・オブ・マイ・ハート」は、ジャニス・ジョプリン（正確にはビッグ・ブラザー＆ホールディング・カンパニー）の名曲。 １９９３年のデビュー作「テイク・ミー・アズ・アイ・アム」、１９９５年の「イット・マターズ・トゥ・ミー」、１９９８年の「フェイス」とアルバムを発表している。 力強いヴォーカルはこれからも期待される。 その後、２０００年に「プリーズ」、２００２年に「クライ」の他、ベスト盤やＤＶＤなどを発表しているようだ。