アルバム名 ”ゼン・プレイ・オン”
1969 "Then Play On"
Reprise Records

Then Play On

イギリス、オリジナル盤LPレコード (1969年9月)
Side A
曲順 曲名 作者
1 Coming Your Way Danny Kirwan
2 Closing My Eyes Peter Green
3 Fighting For Madge Mick Fleetwood
4 When You Say Danny Kirwan
5 Show-Biz Blues Peter Green
6 Underway Peter Green
7 One Sunny Day Danny Kirwan
Side B
1 Although The Sun Is Shining Danny Kirwan
2 Rattlesnake Shake Peter Green
3 Without You Danny Kirwan
4 Searching For Madge John McVie
5 My Dream Danny Kirwan
6 Like Crying Danny Kirwan
7 Before The Beginning Peter Green

CDオリジナル盤 (1990年)
曲順 曲名 曲名(日本語) 作者
1 Coming Your Way カミング・ユア・ウェイ(マイコさん) D. Kirwan
2 Closing My Eyes 目を閉じて P.A. Green
3 Show-Biz Blues ショービズ・ブルース P.A. Green
4 My Dream マイ・ドリーム D. Kirwan
5 Underway アンダーウェイ P.A. Green
6 Oh Well オー・ウェル P.A. Green
7 Although The Sun Is Shining 太陽は輝くけれど D. Kirwan
8 Rattlesnake Shake ガラガラヘビ P.A. Green
9 Searching For Madge マッジを探して J.G. McVie
10 Fighting For Madge マッジのために戦って M.J.K. Fleetwood
11 When You Say ホエン・ユー・セイ D. Kirwan
12 Like Crying 泣いているように D. Kirwan
13 Before The Beginning ビフォー・ザ・ビギニング P.A. Green

CDリマスター&デラックス盤(ボーナストラック盤、2013年)
曲順 曲名 作者
1 Coming Your Way Danny Kirwan
2 Closing My Eyes Peter Green
3 Fighting For Madge Mick Fleetwood
4 When You Say Danny Kirwan
5 Show-Biz Blues Peter Green
6 Underway Peter Green
7 One Sunny Day Danny Kirwan
8 Although The Sun Is Shining Danny Kirwan
9 Rattlesnake Shake Peter Green
10 Without You Danny Kirwan
11 Searching For Madge John McVie
12 My Dream Danny Kirwan
13 Like Crying Danny Kirwan
14 Before The Beginning Peter Green
15 Oh Well - pt.1 Peter Green
16 Oh Well - pt.2 Peter Green
17 The Green Manalishi (With The Two Prong Crown) Peter Green
18 World In Harmony Danny Kirwan/Peter Green

Peter Green- - -vocal,guitar,harmonica,etc.
Danny Kirwan- - -vocal,guitar
John McVie- - -bass
Mick Fleetwood- - -drums,percussion
with
Jeremy Spencer- - -piano (Oh Well)
Big Walter Horton- - -harmonica
Chiristine Parfect- - -piano
Sandra Elsdon- - -recorder (Oh Well)

マイコさん(Coming Your Way	) 初期フリートウッド・マックのリーダー、ピーター・グリーンが在籍していた最後のスタジオ録音のアルバム「Then Play On(ゼン・プレイ・オン)」です。アルバム全体にブルース色を残しつつもそれから脱却をはかろうという感じを受け、この時代に出現してきたプログレッシブ・ロックの影響でしょうか、冒険的、実験的な曲もあり非常に重要な作品となっています。 なお、1曲目の「カミング・ユア・ウェイ」は、歌詞の中に「舞子さん」と聞こえる部分があり、その為か当時のこの曲のシングル盤に「マイコさん」(左の画像)と言う非常識なタイトルが付けられたようです。(笑)
このアルバムはLPレコード時代を含めて曲目が違う構成になっている事が多く、オリジナルのイギリス盤LPレコード(一覧表の上)では、「Oh Well」が入って無く、「One Sunny Day」と「Without You」(この2曲はアルバム「English Rose」に収録)が入っていて全14曲で、曲順も違うようです。 アメリカでの初回盤のこのアルバム(LP)では上記のように曲目が違っていて、「One Sunny Day」と「Without You」をカットした12曲の構成。次のプレスでは「When You Say」、「One Sunny Day」、「Without You」、「My Dream」をカットし「Oh Well Pat.1」、「Oh Well Pat.2」を加えた構成になっているようです。 現在は日本盤CDはアメリカ盤と同じ構成になっているようですが、日本盤CDは残念ながら廃盤中のようです。
※追加:何度も再発売されているようです。 発売当初のイギリス盤もボーナストラック付きで発売されています。

なお、ネットなどの情報によりますと、ジェレミー・スペンサーはこのアルバムには不参加(ジェレミーの作品がない)のようですが、当時シングル盤レコードで発売された「Oh Well」でピアノで参加しているようです。
その「Oh Well」は非常にあれこれと作りこんだ長い大作で、アコースティック・ギターも使用されていて、9分3秒もある聞きごたえがある曲になっています。 曲が長いためシングル盤レコードには全曲が入りきれず、A面に「Oh Well Part.1」、B面に「Oh Well Part.2」として収録されています。
なお、”舞妓さん”と聞こえる例の「カミング・ユア・ウェイ」はダニー・カーワンの作品なんですねえ。

※2013年8月に、1969年当時イギリスで発売されたオリジナルトラック盤(ボーナストラック有り)の「Then Play On」が発売されています。(3段目の一覧表)
※2020年10月:外国サイトのWikipediaを参考に内容を若干変えました。

Then Play On (A+B)
アルバム”ゼン・プレイ・オン”のデザイン全体画像(再発日本盤から)

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