"Chalk Farm Blues"
Peter Green's Fleetwood Mac
(C)2021 WICKER MAN.(輸入盤)
Chalk Farm Blues / Peter Green's Fleetwood Mac
WKM2CD024
disc one
01. Black Magic Woman
02. Before The Beginning
03. World In Harmony
04. Only You
05. Madison Blues
06. Got To Move
07. The Green Manalishi
08. Merry Go Round

disc two
01. Like It This Way
02. Coming Your Way
03. Stranger Blues
04. Tiger
05. Rattlesnake Shake / Underway
06. Albatross
07. Jenny, Jenny
08. Keep A Knockin'

Peter Green- - -vocal,guitar
Jeremy Spencer- - -vocal,guitar
Danny Kirwan- - -vocal,guitar
John McVie- - -bass
Mick Fleetwood- - -drums

※メンバーや担当楽器は推定です。

2020年7月に亡くなったピーター・グリーン在籍時代のフリートウッド・マック、1970年4月24日のFM放送用の未発表と思われる音源による2枚組のCDライブ・アルバム”Chalk Farm Blues”です。
ライブの場所はロンドンになっています。 詳しくは、"From a live FM broadcast recorded at Roundhouse, London, England, 24th April 1970"となっています。 ピーター・グリーンは、1970年5月ごろフリートウッド・マックを脱退していますので、ほぼ最後のライブのような感じがします。
このCDアルバムの音質はまずまずですが、音の編集が若干雑で、トラックによっては曲と曲の間にほとんど音がない状態が少し長めにあります。
長時間演奏が多く、このアルバムのデータからですが、「Black Magic Woman」が10分57秒、「The Green Manalishi」が14分40秒、「Rattlesnake Shake / Underway」のメドレーが16分52秒などとなっています。 歌詞が”舞妓さん”と聞こえるダニー・カーワン作の例の「Coming Your Way」も8分1秒といずれも力の入った演奏になっています。
ディスク2の4曲目「Tiger」(Jones作)は、リトル・リチャードの「トゥッティ・フルッティ(Tutti Frutti)」やエルビス・プレスリーの「監獄ロック(Jailhouse Rock)」あたりによく似た曲ですよね。 この「Tiger」は、フリートウッド・マックの初期ライブ・アルバム「Live At The Boston Tea Party Part Three」でも演奏されているようです。 なお、同じくディスク2の7曲目「Jenny Jenny」と8曲目「Keep A Knockin'」もリトル・リチャードの曲ですよね。

このCDアルバムのトータル・タイムは、ディスク1が54分15秒、ディスク2が53分48秒となっています。

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