2号窯改良(1)編

 

 

燃焼室の下部にすのこ状の火格子(ロストル)を設置してみました。蓋を閉める前の状態です。ここに炭を入れ手前下の送風口から空気を送り込みます。前回はのこロストルが無く、下まで炭で充満していたので左右に空気が回らず中央の送風口の周りの炭だけが燃えていました。奥が燃焼室で既に窯入れしたあります。

ドライヤーより強力なブロワ-を買ってきましたが、非常に強力なので、パワーコントローラを自作しました。ケースは会社の産廃行きこみ置き場から拾ってきたシリコンウエハーの材料ケース。仙台の梅沢無線からパーツを買ってきました。ダイアックのトリガーを可変抵抗でCR定数を変える方式のものです。ちょっと配線は手抜きですが、一応放熱板もついていて、立派に作動します。

焼いている状態です。しかし問題発生。今回の問題は燃料の炭。家の近くの店で買ってきたものですが、火に入れると爆ぜてこなごなになる。炭が水分を吸っているのです。窯の上に一旦置いて水分ヌキを試みましたがダメです。はっきりいって粗悪品。炭もスカスカしていてすぐに燃え尽きる。粉々に砕けた炭の粉(燃えていない)で燃焼室の茶碗がうずまってしまいました。しかしこの時期(2月)はバーベキュー用の安い炭もあまり売っていない。暖房用の豆炭、練炭、高価な切炭が主です。

全力運転状態。火に入れた炭が粉々に爆ぜるのであたりは炭粉で真っ黒。燃える前に砕けてしまうのでイマイチ温度も上がらない。

この後豆炭を試してみましたが、灰が溶けて火格子に詰まって空気が入らない。しかも、豆炭の灰がかぶると色が非常に汚い。12kgも買ってしまったが素焼きくらいにしか使えない。結局、ちょっと遠くにあるホームセンターで買ってきたマングローブ炭がまあまあよかった。

 完成品。湯のみ、茶碗、テイーカップ。釉薬は本来、透明釉薬(長石:珪石:灰:透明楽釉薬=4:3:2:1)ですが、釜の温度が上がりきらず、偶然、白濁釉になりました。湯飲みは楽焼粘土に黄土練りこみ、茶碗は,京白土、テイーカップは赤土7号+京白土)。ヒビはない。しかしボロが器の中にかなり入ってしまうので、さや鉢に入れたほうがよいようだ。

 焼いている最中の釜の排気口です。中が赤くなっていますが、色的にはまだまだ低くいまひとつ不満です。