2回目ミニ窯

L字型支柱を利用し、空気のバイパスを作り、吸気を増やす。結果的には、空気の入り過ぎ。炭が燃えるのが早い割に温度がさっぱり上がらない。吸気過多なのであろう。

上のやり方で前回のを焼きなおし。釉薬は右端のものを除き、福島長石:灰:珪石:透明楽釉=6:3:1:3を上塗り。左端は京白土であるが、かなり灰をかぶり汚くなった。右端は辰砂に透明楽釉を加え。楽焼粘土にかけたが薄い緑色に発色した。赤くなるはずがならない。その代わり窯の内側が赤い。なぜ? 楽焼粘土と辰砂は相性がわるいとでも?

空気バイパスはやめた。左が自作のサヤ鉢。右は赤土7号に福島長石:珪石:透明楽釉:灰=3:3:3:1を厚塗りしサヤ鉢に入れて焼く。ススキを稲わらの代わりに巻いて焼いた。思いもかけず、青の発色。なぜ? ススキのおかげ?  水漏れこそないが。 今までの焼き方の中ではこのサヤ鉢が一番よさそうだ。サヤ鉢をL字支柱に乗せて焼く。土は赤土7号。

サヤ鉢で焼いた3個。今までのような黒いシミは全く無い。左と中央は赤土7号、右は京白土。釉薬は全て、福島長石:珪石:透明楽釉:灰=3:3:3:1。同じ赤土でも炎の具合で色合いが違う。L支柱の直角の部分に沿って空気の通り道が出来やすく、また窯の構造上、サヤ鉢の裏側には炭を置きにくいので偶然、中央のマグカップの時は酸化炎だったようだ。左の湯のみは少し還元がかかった。右のマグカップは白一色である。赤土の方がヒビも出にくい。白土は冷却をゆっくりやる必要があるようだ。七輪ミニ窯の焼き方としては、一応の完成を見たと思う。器の形成技術はまだまだ。

一輪挿し3個。左から、楽焼粘土+黄土練りこみに、釉薬は福島長石:灰:透明楽釉=4:3:3.釉薬が薄い部分は還元され灰色。赤っぽい部分は釉薬がかかっていない。中央は楽焼粘土に、釉薬=黄土:灰:楽透明釉=5:2:3。内側は真っ黒で、外側は黄色、茶色、黒と発色した。右側は楽焼粘土の外側に黄土を化粧がけしてから素焼きし、左側のものと同じ釉薬をかけた。茶色の部分は釉薬なしで、釉薬が薄い部分は還元の黒。どうしても還元炎になり、黒くなりがちである。

一輪挿し、使用状態。悪くない。七輪窯では、やはりこの程度の大きさのものが丁度良い様である。