平成19年2月

嗚呼、講演旅情

〜ホントにホントに不定期のきまぐれ旅日記でございます〜


【平成19年2月26日】 瑞穂市

瑞穂市社会福祉協議会主催「ボランティア講演会」。

会場は立派なホールでした。スポット照明の眩しさの中、でも気分は悪くない、それどころか気分上々、漫談口調の部分の冴えが良かったですねぇ。(自画自賛)
皆さん大いに笑っていただいた!
大きな花束もいただいた!妻も喜ぶ! 感謝

講演終了後、駐車場で車へと向かっていたところ、一人のじっちゃまに声をかけられた。

「先生、今日は良かったよ」

「ありがとうございます。…若造ですから先生はやめてくださいよ」

「今日はホントに良かった。だから先生とよばせてぇ」

「…はぁ」

「身振り手振りで一所懸命話している姿はええなぁ」

「ありがとうございます」

「それでわしもなんか始めようと思って、ちょうど席の横に座ってた人たちが手話サークルの人やったから、その場ですぐに入会させてもらったで」

「すごいじゃないですか」

「わしも身振り手振りやってみるわ」

「…僕のは手話じゃないですけど」

「…でもやってみるわ」

「頑張ってくださいよ」

「ありがとう。頑張るわ!」


【平成19年2月24日】 東京

JR岐阜駅から名古屋駅まで新快速で18分。名古屋から「のぞみ」で東京へ。

今回の道中の友は、藤沢周平「隠し剣シリーズ」。なんど読み返してもたまらんのである。

東京駅からタクシーで名門ホテル「ホテルグランドパレス」へ。皇居を眺めつつ到着。東京も近いもんだ。東海の地の利をしみじみと感じる。東へ西へ、名古屋は良き拠点である。

KSKテクノサポート様主催のキックオフ大会における記念講演。
平均年齢27歳という若い社員の方々にお話させていただいた。

講演では最近、「正月」における「正」、その「一」の字をしっかりと心に「止」めることの大切さをお話しすることがあるが、キックオフとはまさに社員の一人ひとりが会社の歩むべき「一」の字を共有し、確認し、心に「止」めることである。そんな話からスタートした。

皆さんご熱心に心耳を傾けていただいた。社長さんが一番前の中央の席に座り、ご熱心にメモをとられていた。良い会社だと体感した。
始終、細やかなお心配りをいただきましたKさんには、この場を借りて「ありがとう」でございます。

懇親会に少し参加したあと、会場から程近い「靖国神社」へ参じた。はじめて参じたのだが、やはり感ずるところ大いにある場である。僕が時々お話しする「対馬丸」。この船に乗船し、やがて海の中でその短い生をとじることになった700名以上の沖縄の子どもたちも奉られている。先人に「拝」する心、「敬」する心、是ある故にはじめて私たちは「愛」「礼」「清」「和」という大切な徳目を確認することが出来る。


【平成19年2月21日】 川島

商工会女性部講演。

木曽川の巨大な中洲がそのまま川島町である。現在は各務原市に合併している。陽気な日差しの中、川島町へ。

洲の町は独特な雰囲気がある。起伏があまりないためか…。木曽川河口洲の木曽岬町などもそう。
川島は朝もやが風情を醸しているそうだ。そのよう中を逍遥してみたいものだ。

女性部の皆様と料亭にておいしい昼食をいただいた後、講演会。
お座敷での講演である。この形式もなかなか良いものである。


【平成19年2月20日】 岐阜

JR岐阜駅に併設する市の生涯学習施設にて講演会。
わが家から歩いて5分ほどの場所だ。てくてくと会場へ向かう。快晴。

今回は、初めて阪神大震災を体験して感じたことを講演の後半で少しお話した。普段はほとんど触れることのない話なのだが、主催者よりの希望もあり、どんな話しが出来るであろうかと不安もあったが、当時を振り返ってみてしみじみと感じたことを素直にお話した。
皆さん熱心に心耳を傾けていただきました。感謝。

ここで都都逸「信州信濃の新そばよりも、わたしゃ、あんたのそばがいい」…。物質的な支えよりも、人の情、人のぬくもり、人の笑顔、人の元気が私たちにとって大切な一番の支えであると信じている。


【平成19年2月18日】 柳津

雨アガリ、快晴。陽射しが温かい。
文化協会主催の講演会。会場いっぱいにたくさんの人。
皆さん、大いに笑っていただき、またご熱心に心耳を傾けていただいた。
笑顔あふれる講演…、たくさんの元気をいただきました。

「柳津(やないづ)」とはどういう地名の由来があるのであろうか。
また、考えてみる。
今度はかなり自信がある。
「津」は湊(港)だ。三重県の津、滋賀県の大津、草津、岐阜県にも八百津、愛知県の津島などなど。柳津も川が流れており、木曽川も近い。人の流れ、物流などの拠点の湊(港)があって、そこに大きな柳の木があったからだと想像した。
「安八」では見事にハズレたので、またまた調べてみた。
大当たりであった!


【平成19年2月17日】 刈谷

愛知県刈谷市へ向かう。JR岐阜から新快速で30分弱、刈谷駅へ。

豊田佐吉翁より始まる伝統ある豊田自動織機主催の講演会。
ものづくりに励んでおられる皆様の顔、職人の方々の顔は良い顔している。

講演後、懇親会に参加。仲間たちが自然と創りあげるアットホームな雰囲気。脱サラ後、一匹狼である自分にとっては、懐かしい、そして楽しい一時をご一緒させていただいた。皆様本当にありがとうございました。講演後のビールはやはりサイコーでした。
この日も雨ヤマズ。しかし、心にはたくさんの温かいものをいただいた。


【平成19年2月15日】 安八

安八町での商工会青年部講演会。

昨年、女性部講演で伺った安八。二度目の安八である。

「安八(あんぱち)」とはどういう地名の由来があるのであろうか。
相当古い地名であると青年部長に教えていただいたが、その由来までは分からなかった。
こういうときは勝手な想像がいいもんである。
「八」は末広がり。「安」は「安い(チープ)」ではなく「靖(安んじる)」であろう。古のこの地の人々が、「靖」という「こころ安んじる、安寧な」暮らしを子々孫々にまで…という思いを抱き、地名を名付けていたとするなら面白いではないか。(あくまでも僕の勝手な想像です)
雨ヤマズ。安八の夜であった。

※気になったので調べてみた※
 安八の地名由来(安八町役場のホームページより抜粋)
“安八の地は、古くより拓け、702(大宝2)年のわが国最古の戸籍に「味蜂間郡(あはちまごおり)」とあり、また「安八萬」ともあり、「アハチマ」と発音し、地名の起こりになったといわれています。”


【平成19年2月14日】 一宮

旧尾西市にある尾西市民会館(キャパは1000はあろうか)という大きな会場にて一宮市青少年健全育成推進大会で講演。
ひさしぶりの雨。600名を超える方々との出逢い。
皆さんご熱心に心耳を傾けていただいた。ほんとうにありがとうございました。

一宮市へは昨年の秋に高齢者大学と社会福祉協議会主催の講演に訪れた。対象者は全く違うが、総じて一宮の皆さんはご熱心である。

講演で発したエネルギー(元気講演ではそうとうエネルギーを消耗するのだ!)を静寂な夜に充電する。今日のような日は、しっとり奏でるしたたり落ちる雨音をBGMに窓際で熱燗をちびりとやりながら読書がいい。

静寂の陰が講演の陽の源でもある。講演の陽が静寂の陰の源でもある。
陰陽は相対ではなく相待である。


【平成19年2月4日】 笠松

オグリキャップを輩出した笠松へ。歴史ある町である。
商工会主催の経営講習会。終了後に、場を移しての懇親会。
この場が良いのである。できるだけ僕は参加するようにしている。
経営者の方々の生のお声に接することは、小難しい経営書などを読む以上に、多くの学びがある。人生の先輩である方々のこれまでの人生の喜怒哀楽順境逆境に接することは、われら若輩にとって、とても大切なことである。忘年忘形の交はほんとうに良い。

余談…。
笠松と言えば、思い出すのが「北の国から」だ。
大友柳太郎が演じた頑固爺さん、笠松のじっさま。笠松翁の孫が、純の相棒であり、蛍と結婚した、正吉。正吉と蛍の結婚式…、カセットテープから流れてくる草太兄ちゃんの祝福の声。テーブルの上に数本の徳利が転がる五郎…。思い出すだけで目頭が熱くなる。
素直に愚直に感激感動する心、これだけは失ってはならないものである。