平成19年1月

嗚呼、講演旅情

〜ホントにホントに不定期のきまぐれ旅日記でございます〜

【平成19年1月28日】 乙訓

乙訓、「おとくに」と読む。

向日市(むこうし)、長岡京市、大山崎町からなる地域である。

地域の方々が主催された「親まなびフォーラム」でお話をさせていただいた。講演後の分科会の一つにも参加させていただいた。
僕自身大いに気付きや学びをいただいた素敵な充実したフォーラムでした。

本来ならば、列車で移動するところだが、車で向かったのである。
実は乙訓、淀川を越えればわが故郷(大阪府枚方市)なのでした。
「いないち」と呼ぶ国道171号線から淀川を渡るべく左折したところで大渋滞。「しもたっ、忘れとった。競馬や」。淀には京都競馬場。僕がフォーラムに参加している頃、馬に夢中になっている人々がいてはることをすっかり忘れていた。
なんとか渋滞を乗り越え、淀川に架かる「御幸橋」というめでたい名の橋を渡ると正面には、源氏の頭領であった八幡太郎義家が元服した「男山八幡宮」である。今日は早く会場に着いたこともあり「長岡天満宮」に参じたので「八幡さんは、また今度にします」と実家へと車を走らせたのであった。

「おう、帰ったで」。おかんの料理が一番うまいと思っている僕の楽しい一時がはじまる。おとんと酒を酌み交わす。早寝のおとんは早々に寝る。僕は今日のフォーラムの余韻に浸りながら、まだちびりちびりとやっている。しばらくすると、テレビを見て大笑いしているおかん、こたつで居眠りを始めている僕。実家ではいつもこの光景である。


【平成19年1月26日】 飛騨高山

飛騨川沿いに「ひだ号」で高山に向かう。数年振りの高山。
冬の高山、こりゃぁ寒いぞと覚悟して向かう。車窓からなんとなく感じていたが、雪少なく、高山に降り立ったときもあまり寒さを感じなかった。
地元のサラリーマンの方も、コートやマフラーに包まることなくスーツ姿で歩いておられた。暖冬である。

飛騨圏域の福祉施設で働き始めた1〜2年目の方々の研修会。

地域福祉の向上のために、温かいその初心を大切に、そして自ら択んだその一隅を照らすべく頑張っていただきたい。

列車旅、旅のお供はもちろん池波正太郎先生の「剣客商売」シリーズ。
融通無碍な老剣客、秋山小兵衛の活躍におもわず「かっこいい〜」である。
パソコンに向かい数字の世界に没頭している隣席の立派なビジネスマンの横で僕は江戸時代の剣客の世界に夢中となっているのである。
列車とは不思議な空間である。


【平成19年1月21日】 三輪

岐阜市が十数年続けている研修に人権尊重のつどいがある。昨年、秋に長良地区で講演させていただいたのに続き、今回は三輪地区である。

三輪といえば、松尾芭蕉の弟子で高名な各務支考、落語の祖と呼ばれる安楽庵策伝だ。
江戸時代の三輪では、村の人々が策伝和尚の「落ち」のついた法話を楽しく聴いていた。村に笑顔がたくさんあったのだろう。

日曜日の朝の講演会…たくさんの笑顔、笑い声と出逢いました。
笑顔はホントにいいもんだ。空気が変わるのである。不思議也。
逆も然り。しかめっ面にご用心。


【平成19年1月13日】 豊橋

東海の地に棲家を持って約10年ほどになるが、豊橋の地へ始めて降り立った。豊橋にある母子支援施設で「こころ元気に生きる」講演だ。

そこに暮らし自立に向けて頑張っているお母さん方、そして温かい眼差しで彼女たちをサポートすべく頑張っているスタッフの皆さん、皆さん熱心に心耳を傾けていただいた。

ほんの一時の出逢いの場であるが、その出逢いが良き出逢いになるよう、そしてほんの少しでも何かのお役に立てたらという想いだけを胸中に一所懸命にお話させていただく。一所懸命であればあるほど、小さな何かが相手のこころに届くことを信じて…。

スタッフの方のお一人が、笑顔で施設を卒業されていく姿が本当に嬉しいんですと、おっしゃられていた。この短い一言に「仕事」、つまり事に仕えることの尊い本質のすべてがあると感じた。


【平成19年1月8日】 正月(一を止める月)

金華山麓長良川畔のホテルにて経営者の方々の前で今年最初の講演会。

良い意味での正月(一という初心・原点を心に止める月)気分はいつまでも、持ち続けるべきである、という話から、幸福の弁、ありがとうから見た仕事の有り方、心の健康、リーダーの背中などなどお話させていただいた。

その後のコーヒーをいただきながらの歓談タイムでは、皆様から心温まるお言葉をたくさん頂き、新年早々、たくさんの元気をいただいて参りました。今年始めの出逢いに感謝である。

ホテル会場の大きな窓向こうを悠悠と流れる長良川を背景に見事に吾が口がフル回転いたしました。よく頑張ったと言うことで、今宵は吾が口にお年玉をあげよう…と、勝手な大義名分をこしらえて…さぁ、旨いものを食いに行こう!と、悪い意味での正月気分がまだ抜けないであった。


【平成19年1月1日】 日新

明けましておめでとうございます。
“日新、日日新、又日新”
本年も日に新たに、日に日に新たに、又、日に新たに、素敵な出逢いの中で“こころ元気”の種を配達してまいる所存でございます。
本年もよろしくお願い申しあげます。