・・・・・・・・・・・・・・・そんな中、涅槃像ばかりしていたら本当に涅槃に行きそうな状態に!
なかなか治らずに苦しみ続けた気管支炎の日々が、普段は滅多にしないうがいの継続により、ようやく収束を迎えつつある今日この頃、今度は貧血が襲ってまいりました。
ガングリオンを取りに行く時間がなくて、痛いまま生活をしとるっちゅーのに、今度は更に貧血。
まあ、度重なる採血で確かに血は薄くなっていたんだけれども、連日のこの暑さ&女性特有の周期なんかも手伝って、デブになってからこんなに本格的な貧血は今回が初めてかも。
いやー、マジで涅槃に行きそうになっちったぜ。
一昨日、病院で採血後の帰り道でそれは突然襲ってきた、自宅から一番近い(とはいえ800メートル以上ある)最寄駅交差点を渡りきった後に。
段々と胸が気持ち悪くなって、すぐに変な汗が全身から噴き出してきたと思ったら、目の前の景色がグラグラと揺れ始めてきて・・・・・・・・。
あーコレ、やっべーとか思って電柱にしがみついてたら、偶然目の前を1台のタクシーが通りかかり・・・・・・・・・・気が着いたら無意識に大手を振っておりました、おもきしふらつきながら。
あまりの形相に恐れをなしたのかタクシーの運ちゃん、すごくビックリした顔して、変形交差点内を、すぐさま止まりまってくれたよ、キキーって。
んで、ドアが開いたと同時に倒れこむように車に乗り込み、うわ言のように自分家の住所を繰り返してた・・・・・・。
別に家に帰ったって、貧血が治るわけじゃないのにね。
でもとにかくそのときは、ただただ苦しくて、ちゃんと思考できてなかったんだと思う、今にして思えば。
家にさえたどり着ければ、きっと何とかなるような気になってた。
(実際は全然なんともならんかったのですが)
少なくとも、「人通りの多いところで倒れなくて済む」と無意識に判断してたんだと思います。
おそらく・・・・・・
タクシーの運ちゃんには、相当怪しい人と思われていたんだろうと思う。
ものすごく苦しみながら座ってたから・・・・・・・・・・。
いつもだったら、あっという間に過ぎる時間も、苦しいときには永遠に感じるから不思議です。
時間にしたら、ほんの数分しかちゃってないのに・・・・・・・あんときゃその何十倍にも長く感じた。
車内では、意識を失わないのが精一杯だったんだけど、流石に支払いの時にはもう限界を超えていて、お釣りも貰わずに頭を低くしたまま、走り去ってしまいました。
「変な場所で止めちゃってごめんなさーい、実は貧血で倒れそうなんですーーー」と最後の声を振り絞りながら。
もう、走っている最中は遠近感もなくなりかかってて、鍵を開けるときは壁伝い。
本当の本当に最後の力を振り絞って、居間のソファーにダイブしたまま沈み込んだのでした・・・・・・・。
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