◆西工もどきのリヤビュー
〜京阪宇治交通 U-UA440LAN〜


京阪宇治交通 U-UA440LAN  2001.9 京都府京田辺市

 バスの細かな部品というのは、事業者側の意向で決められているわけですが、
それを取りつける位置は決まっているものが多いです。

リヤのフラッシャーの位置も、それが角型横2連だろう、3連型だろうと、
大抵はリアの窓の直下につけられているものです。

 京都府南部の宇治市や八幡市、京田辺市をテリトリーにする京阪宇治交通。
ここにはP-UA33LとU-UA440LANの7E架装車が在籍しています。
UA33LとUA440の一部は、普通のリアをしています。

(2001.9 京都府京田辺市)


しかし、UA440LANの多くは、このように縦3連をとりつけた
大変珍しい形態をしています。

(1998.3 京都府京田辺市)

 これは、日産ディーゼルの中型車で、西日本車体(西工)を架装した
P-RB系、U-JM系と同一形態のものです。
京阪宇治交通でも、この車両(P-RB80G、U-JM210GCN)を採用しており、
この影響が7E架装の大型車に及んだと言えましょう。

U-JM210GCN + 西日本車体工業
(2001.9 京都府宇治市)

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