◆リフトのついたLR
〜川崎市交通局 KC-LR333J〜

KC-LR
2001-2 川崎市中原区

 ノンステップ車が一般化する前、福祉車輌といえば「リフト車」でした。
通常、大型車に取り付けられた(・・・・モノコック車を改造した珍車もいますね)ものが多いですが、
中型に装備してしまった例もありますね。
8Eでも、この川崎市交通局の車輌で採用例があります。

側面

 井田営業所の所属 1761号車がそれで、一見するとF尺車のようにも見える窓配置がおもしろいですね。
それにしても小さな車体にリフト車独特の大きな観音開ドアと幅の広い吹き寄せの組み合わせは、なんとも重苦しく感じます。

 この車両は、「杉01」小杉駅〜元住吉駅〜井田病院で使用されています。
しかし、特に中型でなくてはいけない路線というわけでもないようで、ダイヤによっては通常の大型車が来ることがあります。
こうなってくると、何故中型リフトを採用したのかその理由が知りたいところです。

なお、日曜・祭日は運転されません。また、1台しかいないため検査時は通常の車輌になるので注意。

大型車が運用に・・
ある時、写真を撮りに行ったら、大型車が来てしまった・・・。
(P-LV314K  1999-5 川崎市中原区)

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