◆信越・北陸地方(新潟、長野、富山、石川、福井)

北村製作所の車体が勢力を伸ばしていた信越地方であるが、
日デを中心に富士の採用例も多く、7Eでも順当に採用されている。
一方、北陸3県では富山地鉄のみヘビーユーザ。他県では圧倒的少数派である。

※2017.5.8 新潟交通に画像を追加しました。

・新潟交通 (分離子会社:新交貸切バスほか→新潟交通観光バス、新潟交通佐渡)
1) ほとんどは自社発注車。その大半は日デの大型・中型をだが、単年だけいすゞの大型を導入した。
 このほか、移籍車で日デの大型・中型が若干数在籍。

2) 長尺車を揃えることで知られるが、7Eに関してはいすゞのみ。日デは軸距4.7mクラスである。
 中型の採用も多く、加えて日デRN、また特殊仕様の日デJPなど特徴ある車両も存在する。
 RNが前中折戸、中型の短尺と大型の一部が前中引戸であるほかは、前後引戸。窓は新7EとRNが逆T字であるほかは2段窓である。
日デいすゞ日野三菱備考・その他
7E 大型
7E ノンステップ
新7E 大型○△ △は分離子会社のみ
新7E フルノンステップ
8E ○△ 日デJP、日デRNを含む。△は分離子会社のみ。
新交 新交佐渡 新交貸切
いすゞ P-LV314Q 2004.8 新潟県新潟市
 いすゞ車は1989年式のみ。
日デ KC-RM211GSN 2017.5 新潟県佐渡市(両津)
 新潟交通佐渡の車両。分離子会社側の自社発注車は屋根が銀色。
日デ U-RM210ESN 2000.6 新潟県五泉市
 新交貸切バスの車両。同社の車両は黄色い帯が入る。新潟交通観光バスに統合後もそのままだった。
新交西貸切 新交佐渡
日デ U-RM210ESN 2011.4 新潟県三条市
 新潟交通観光バスの車両。新交西貸切バス時代の導入で、1台のみ貸切・高速塗装で導入された。
日デ KC-RM211GSN 2017.5 新潟県佐渡市(両津)
 分離子会社で導入された移籍車の一例で、もと西武バス。この車両のみ水色の特別塗装となっている。

・蒲原鉄道 (分離子会社:蒲鉄小型バス)
1) 小規模の事業者。自社発注で日デの中型を1台だけ導入した。

2)
日デいすゞ日野三菱備考・その他
7E 大型
7E ノンステップ
新7E 大型
新7E フルノンステップ
8E
蒲原
日デ U-RM210GSN 1998.10 新潟県中蒲原郡村松町
 ヘッドライト下にフォグランプがある、U-RMでも初期の車両である。

・越後交通 (分離子会社:南越後観光バスほか)
1) 自社発注車でいすゞ、日デ。移籍車でいすゞ、日デ、日野を導入した。

2) 大型車は軸距4.7〜5.5mで様々、9m大型、中型も長短両方を揃えるなど、バラエティーに富む。
 ただし、窓配置は中型の一部がトップドアもしくは前中折戸であるのを除けば、前中引戸に、窓構造は2段窓に統一されている。
日デいすゞ日野三菱備考・その他
7E 大型○△○△ いすゞ、日デの○は9m大型を含む
7E ノンステップ
新7E 大型
新7E フルノンステップ
8E ○△
越後交通 越後交通 南越後観光
いすゞ U-LV324L 2007.7 新潟県長岡市
 標準的な仕様の車両。
日デ KC-RM211GSN 1998.10 新潟県長岡市
 長岡市内の循環路線専用車の塗装
日デ KC-RM211ESN 2002.1 新潟県南魚沼郡六日町
 一部車両は、貸切車の旧塗装(通称ハイライト色)に
なっている。南越後観光バスの車両。

・頸城自動車 (分離子会社:頸北観光バス、頸南バス、東頸バス、糸魚川バス、くびき野バス)
1) 全て自社発注車。大半がいすゞであるが、分社側に僅かながら日デを導入した。
 9m大型車が多数存在するのが特徴である。
 このほか、分離子会社には、数台の移籍車が存在する。

2) 大型は軸距4.7〜4.8m。中型は長尺を採用。
 中型ワンステップ車が前中引き戸、逆T字窓であるのをのぞけば、前後折戸、2段窓に統一されている。
 なお、側面に方向幕がなくサボを仕様している。
日デいすゞ日野三菱備考・その他
7E 大型○△ いすゞ、日デは9m大型を含む。日デは頸北観光のみ。いすゞの△は頸南バスのみ。
7E ノンステップ
新7E 大型 頸北観光バスのみ
新7E フルノンステップ
8E ○△ 日デの○は頸南バスのみ。△は東頸バスのみ
マルケー 頸北 頸南
いすゞ U-LV324K 2005.10 新潟県上越市(直江津)
 標準塗装。本社と糸魚川バス、くびき野バスで採用。
日デ U-RP210GAN 2001.11 新潟県中頸城郡柿崎町
 頸北観光バスの車両は貸切の旧塗装を採用。
日デの7Eは頸北のみに存在する少数派。
いすゞ U-LT332J 1999.9 新潟県新井市
 頸南バスの車輌。
頸城では目にすることが多い、いすゞLTである。
東頸 マルケー旧塗装
いすゞ KC-LR333J 2006.8 新潟県十日町市(松代)
 東頸バスの車両。
KC-代の8Eながら、真円のフェンダーが特徴。
いすゞ KL-LV280L1 2016.4 新潟県上越市(高田)
 頸北観光バスの車両で、もと相鉄バス。頸城自動車の旧塗装となった。

・草軽交通
1)長い間貸切タイプの車両をそろえていたが、近年路線タイプの車両を一部で導入。
 同系列の東急バスから日デの大型車が移籍している。

日デいすゞ日野三菱備考・その他
7E 大型
7E ノンステップ
新7E 大型
新7E フルノンステップ
8E
草軽
日デ KC-UA460HSN 2009.8 長野県北佐久郡軽井沢町
 もと東急バスで塗装を含め、ほぼ手を加えずに使用している。

・千曲バス
1) 自社発注車で日デの中型、移籍車で日デといすゞの大型を導入した。

2) 長さは長短両方あり。KK-RMが前中引戸であることをのぞけば、前中折戸・2段窓である。
日デいすゞ日野三菱備考・その他
7E 大型
7E ノンステップ
新7E 大型
新7E フルノンステップ
8E
千曲 千曲
日デ P-U33L 2002.11 長野県上田市
 もと西武バス。
日デ KC-RM211GSN 2011.2 長野県小諸市
 一部車両はアイボリー地に前面だけV字のアクセントが入ったものになっている。

・上田交通 (分離子会社のち1999年8月分社:上電観光バス→上電バス→2009年10月商号変更:上田バス)
1)自社発注で日デ大型車、移籍車で日デの大型・中型といすゞの大型を導入した。

2)軸距4.7m級で前中折戸、二段窓を採用。
日デいすゞ日野三菱備考・その他
7E 大型○△
7E ノンステップ
新7E 大型
新7E フルノンステップ
8E
上田交通 上電バス 上田バス
日デ U-UA440HSN 2000.6 長野県上田市
 上田交通時代からの塗装。親会社の東急が昭和30年代に貸切車で使用していたカラーリングである。
いすゞ U-LV324K 2014.8 長野県上田市
 もと川崎鶴見臨港バス。上電バス時代の新塗装で、東急系事業者の貸切車で見られる色の組み合わせになった。
日デ KC-UA460HSN 2014.8 長野県上田市
 もと東急バス。東急グループ離脱し上田バスになった後、2013年に新しい外装を制定した。但し、その変更に際しては元の塗装を生かしているものが大半。

・松本電気鉄道 (→2011年4月商号変更:アルピコ交通)
1) 自社発注・移籍車ともにいすゞの大型車のみ導入した。
 ただし、どちらも僅かな期間しか採用されず、総数に占める割合は少ない。

2) もともと上高地・乗鞍方面への車両として、軸距5.0m級で高出力車が採用された。
 前後折戸で2段窓。当初非冷房であったが、後に冷房化されている。
日デいすゞ日野三菱備考・その他
7E 大型 ○△
7E ノンステップ
新7E 大型
新7E フルノンステップ
8E
松電
いすゞ U-LV318L 2004.5 長野県北安曇郡白馬村
 現在、自社発注の7Eは白馬に多くが配置されている。

・川中島バス (→2011年4月 松本電気鉄道(アルピコ交通)に吸収)
1)長らく富士7Eとは無縁であったが、
 2007年頃から、移籍車でいすゞと日野の大型を導入した。
日デいすゞ日野三菱備考・その他
7E 大型
7E ノンステップ
新7E 大型
新7E フルノンステップ
8E
川バス
日野 U-HT2MLAAM 2007.9 長野県長野市
 もと遠州鉄道。

・長電バス
1)長野電鉄直営時代に富士3E架装車を導入したあとは、一般乗合で富士重工架装車とは無縁であったが、
 2016年に、移籍車でいすゞの大型を導入した。
日デいすゞ日野三菱備考・その他
7E 大型
7E ノンステップ
新7E 大型
新7E フルノンステップ
8E
長電
いすゞ KL-LV280L1 2016.4 長野県長野市
 もと神奈川中央交通。同社が、いすゞを導入するのは珍しい。

・富山地方鉄道 (分離子会社:富山地鉄中央バス)
1)自社発注で日野と日デの大型、移籍車で日デの大型と中型が導入した。

2)軸距4.7〜4.8m級もしくは5.2m級で、扉配置は前後引戸、窓構造は2段窓である。
日デいすゞ日野三菱備考・その他
7E 大型○△
7E ノンステップ
新7E 大型
新7E フルノンステップ
8E
地鉄 地鉄
日野 U-HT2MMAA 2004.5 富山県富山市
 ブルーリボンサンプルカラー系の旧塗装車
日デ U-RM210GAN 2007.9 富山県富山市
 新塗装車。もと大阪市交通局。

・加越能鉄道 (→2012年10月商号変更:加越能バス)
1)自社発注の路線車では、日野RJへ富士4Eを架装した珍車を最後に富士架装車の導入は無かった。
 しかし、2010〜11年に日デといすゞの中型が相次いで移籍した。

日デいすゞ日野三菱備考・その他
7E 大型
7E ノンステップ
新7E 大型
新7E フルノンステップ
8E
加越能 加越能
日デ KC-RM211GSN 2011.4 富山県高岡市
 もと西武バス。ワンステップ車で、低床車用の塗装となっている。
いすゞ U-LR332J 2013.4 富山県高岡市
 もと神奈川中央交通。こちらはツーステップ車なので一般的な路線車用塗装。久しぶりのいすゞ車でもある。

・北陸鉄道 (分離子会社:加賀白山バス、能登西部バス、ほくてつバスほか)
1)もともと富士重工と縁が薄かったが、高速路線車等から導入がはじまる。
 自社発注は日デのJPとRNのみ。のちに日デの中型・大型が移籍している。

2)
日デいすゞ日野三菱備考・その他
7E 大型
7E ノンステップ
新7E 大型
新7E フルノンステップ
8E ○△ ○は日デJP、RNのみ。
北陸鉄道
日デ KC-JP250NTN 2004.5 石川県金沢市
 中央の扉が通常の大型車用であるのが特徴である。


・京福バス
1)同じ京福電気鉄道系列の京都バスから、日野の大型車が移籍した。
 その後、日デの大型とRNが移籍している。

日デいすゞ日野三菱備考・その他
7E 大型
7E ノンステップ
新7E 大型
新7E フルノンステップ
8E RNのみ
京福バス 京福バス
日野 U-HU2MMAA 2009.8 福井県福井市
 もと京都バス。車齢17年での移籍で、塗装を含めてほぼそのままで使用。
日デ KC-UA460LAN 2010.8 福井県あわら市(芦原湯町)
 もとジェイアール東海バス。バンパーの塗り方が異なり印象が変わる。

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