◆5E・6E 概要

 5Eは、正式には「15型E」と称し、(R)15型ボディーの一つとして、1982年〜1988年(大型車の一部と9m車は1990年)に製造された
大型路線車用ボディーです。
大型車は4メーカー全てに、9m車はいすゞ・日デに架装されました。

 途中、1984年に昭和58年排出ガス規制への移行にあわせ、マイナーチェンジがあり、鋲で外板を止めてあるリベットボディーから、
ゴムで板をつなげたパネルボディーになりました。
なお、いすゞの9m大型ナロー車への架装例(1982〜1985年?)は車体幅の関係で、呼称こそ6Eになりますが、仕様は5Eに準じたものになります。

 なお、この5Eの車体はほぼそのままに、前面を15型R2・R3貸切車に準じたタイプに変更したものが、標準床貸切用の5B(15型B)です。
こちらは貸切シャーシへの架装例も存在し、用途も路線用・貸切用の双方が存在します。
5Eリベット 5Eパネル
5B R3
・左上 5E リベットボディー架装例(佐世保市交通局 K-U31K)
・右上 5E パネルボディー架装例 (茨城交通 P-HT225AA)
・左下 (参考)5Bパネルボディー架装例 (西日本ジェイアールバス P-MP218K)
・右下 (参考)R3架装例 (井笠鉄道 P-MS715S)

 一方6Eは、R15系の狭幅車版のR16系に属し、正式には「16型E」と呼ばれます。
大半をしめる中型車では日デ車が1982〜1990年、いすず車が1984〜1995年、日野車が1982〜1990年に製造されました。
 やはり1984年に5Eと同様にリベットボディーからパネルボディーに変更されました。
 この時に、フロントガラスの拡大が行われたため、前面の雰囲気が変わりました。
ただし、一部車輌には、1984年以前でもセミパネルボディーで登場した車輌があります。

 なお、5Eに対して5Bが存在するのように、6Eに対しても6B(16型B)が存在します。
6Eリベット 6Eパネル
・左 6E リベットボディー架装例(高知県交通 K-RM80G )
・中 6E パネルボディー架装例 (川崎鶴見臨港バス U-LR332J)

▲ 富士重工製路線バスのページ 表紙へ