日本経済新聞社が発行する、経済、ビジネス系の良書。

 経済のしくみを、著者同士の会話によって明らかにしていく。分かっているようで分かっていない経済への理解が深まる。カットとしてのイラストや写真も多く、親しみやすい作りになっている。入門用に最適な良書。

稲盛和夫の実学 【著】稲盛 和夫  | おすすめ度★★★★★

 京セラの創始者、稲盛和夫の経営哲学を会計の面から説く。「会計のプロ」ではない稲盛和夫が疑問に思ったことを、率直に会計担当にぶつけ改善していく姿に共感を覚える。「土俵の中心で相撲を取る経営」など、名言も多く収録。この書を読むと会計に興味がわいてくる。

 「社員の問題行動」への適切な対応を、具体例をあげながら解説。参考になるケースも多い。基本的に会社側からの視点で書かれているが、偏った内容ではない。新書サイズで、場所をとらないので、会社のデスクに1冊いかがか。

チームマネジメント 【著】古川 久敬  | おすすめ度★★★★★

 リーダーのあるべき姿について、やさしく解説。職場や学校などで、チームをまとめる立場にある人はとても参考になる。

 奥田氏が社長を勤めたからこそ、トヨタの躍進があったと実感できる。しかし、内容は奥田氏が中心というより、トヨタの強さを中心に紹介している。

 日本の企業風土を尊重しつつも欧米流の実力主義を取り入れる、御手洗冨士夫社長の経営手法を紹介。キヤノンが高収益を続ける原動力を探る。

上司が読む心理学 【著】渋谷 昌三  | おすすめ度★★★★☆

 中間管理職になった人が読むと、「ストレスとの付き合い方」など、参考になる記述が多い。気持ちも少し楽になるはず。

 企業の税金について、対話形式で説明する。減価償却については、特にくわしく解説。とても分かりやすく、参考になる。後半部分は少し難しい。