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清水武彦(TOSS銀河TS)
1年生の子どもたちに、早く寝ることの大切さを分かりやすく伝える実践である。ホルモンなどの概念を視覚的に伝える。
「早寝、早起き、朝ごはん運動」が全国で進められている。まず先に大切となるのが早ねである。1年生だからこそ、早寝が体や心の成長にとってどれだけ大切であるかを理解させ、早寝の習慣を身につけさせたい。
今回は大脳生理学の側面から、寝ている間に起きているホルモンの分泌の効果について教え、早く寝ることの大切さを感じ取らせる。
教師の1年生のころの写真を提示する
発問1 この人はだれでしょう。
列指名でに聞いていく
教師の6年生のころの写真を提示する
発問2 この人はだれでしょう。
列指名でで聞いていく
発問3 先生もこんなに大きくなりました。みんなも1日1日少しずつ大きくなっていきます。
1年生から6年生までにどのくらい背が伸びると思いますか。
A:ミニ定規ぐらい B:えん筆ぐらい C:ペットボトルぐらい D:その他
どれか一つに挙手させる
30pものさしを出して説明する
説明1 正解はその他、このくらい大きくなるんです。
生活の様子の絵をいくつか示す
発問4 1日の中のどの時間に一番伸びていると思いますか。。
列指名で聞いていく
・ 食べるときに伸びていると思います。
・ 寝ているときに伸びていると思います。
説明2 寝ている間に一番伸びています。
発問5 背が伸びるだけでなく、寝ている間には、いいことがたくさん体の中で起きています。どんないいことが起きていると思いますか。
指示1 ワークシートにできるだけたくさん書きなさい。
挙手指名で発表させる
・ 体がじょうぶになります。
・ 元気がたまります。
・ 食べたものを栄養に変えています。
元気な子どもの絵を提示する
説明3 たくさんいいことが体の中で起きています。
ホルモンというものがねている間に体の中ででているんです。
指示2 みんなで言ってみよう。ホルモン。はい。
説明4 8時にねるよ。ク〜(眠っている演技)9時、筋肉や骨をじょうぶにしてくれるホルモンがでます。
子どもとハートマークの絵を提示する
説明5 ク〜ク〜(眠っている演技)12時、大人になるために、体の成長と心の成長のバランスをとってくれるホルモンがでます。
子どもが勉強をがんばっている絵を提示する
発問6 まだ出るよ。つぎは、学校でとっても大事なこと、□をがんばるホルモンがでます。なんだと思いますか?
挙手指名で答えさせる
・ 勉強だと思います。
説明6 そう勉強をがんばるホルモン「アックス」がでます。
指示3 かっこいいでしょう。みんなで言ってみよう。
朝起きている絵を提示する
説明7 起きる前に、元気のもと(エンドルウィン)が出て、その2時間後にすっきり目覚める仕組みになっています。
発問7 ところで昨日何時に寝ましたか。9時より早く寝た人、9時より遅く寝た人。
挙手で自分がどちらだかはっきりさせる
ホルモンの量がいっぱいで100になった図を提示する
説明8 おそくねてしまうと、体にいいホルモンがこれぐらいしか(半分)出なくなります。
発問8 何時にねるのが体にいいですか。
挙手指名で2〜3人に聞く
・ 9時前にねたほうがいいです。
説明9 頭も体も心もよく育つように、早く寝るようにしましょう。
45分の授業で扱うのであれば、最後に学習の感想を発表し合うと、子どもたちの早寝への意識もさらに高まる。
《参考文献》 高島明彦 「おもしろいほどよく分かる脳のしくみ」(日本文学社)
フロイド・E・ブルーム 「新脳の探検 上巻」(講談社)
福永篤志 「よく分かる脳のしくみ」 (ナツメ社)
池谷裕二 「記憶力を強くする」 (講談社)
松本敦治 「『寝る子は育つ』を科学する」 (大月書店)
子どもの早起きをすすめる会「早起き脳が子どもを伸ばす」(風讃社)
井上昌次 「子どもの睡眠 早寝,早起き ホントに必要?」
(草土文化)
《先行実践》 西田昌子:朝スッキリ目覚め、朝ごはんをもりもり食べよう!,TOSSランド1220036 http://www.tos-land.net/