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どの子も熱中して学習に取り組むひとこと


田村 治男(TOSS銀河TS)


このひとことで更に学習に熱中します。



  例えば国語で問いを発し、答えをノートに書いて持って来るよう指示を出したとしよう。
  そのとき次のように付け加える。

<指示1>  みんなの答えに先生が10点から100点までの点数をつけます。できた人から持っていらっしゃい。

  これだけでも子どもたちは熱中して取り組む。
  最初は10点、20点が続くがやがて60点が現れる。
  当然教室内が騒然となる。子どもたちの熱中さが増すのだ。

  やがて90点が現れる。
  こうなると教室内が「ウオーッ!」という声でいっぱいになる。
  そしてついに100点の子が現れる。
  教室内に大拍手とともに大歓声が起こる。教室中が笑顔となる。

  しかし、まだ並んでいる子がいるので教師の採点は続く。
  教室内は100点が出た余韻に包まれている。
  ところが、もっと素晴らしい答えが現れることがある。その時、丸を付けながら次のように言う。

  すごい!120点!100点までと思っていたのに。まさか120点が出るとは。
  この学級1人目だ。よくがんばったね。おめでとう!

  すると、教室内は「えっ」という声と共に緊張感が走る。
  120点をもらった子はばんざいをする。
  途端に、全員が答えを検討し始める。再び熱中度に火が付くのである。
  120点が数名現れるようになる。そして次のような子も現れるはずである。

   150点!素晴らしい!120点の人の答えにさらに付け加えたんだね。(答えをさらに分かりやすくしたんだね)
   さすが、そこまで丁寧にするなんて君は頭がいいねえ。

  ここまで言われると、教室中がヒートアップする。
  教科書を丹念に読み、検討するようになる。
  200点もあるだろうと予想する子も現れる。

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