(C)TOSSランド>教師ランド>学級・学校経営>学級づくり>学級経営入門>黄金の三日間>小学校全学年>第3日目 しつけ・ルール
堀切茂行(TOSS銀河TS)
第2日目は,生活のルールを確立させることが中心となります。
第3日目は,学習のルールなどについてを確立させることが中心となります。
1.教科書の折り方
真新しい教科書の折り方指導です。
おもて表紙を引っ張るようにして折らせます。
指示 教科書にアイロンをかけます。この線が折り目です(教師がやってみせる)。手のひらでアイロンをかけるのですよ。
と,教師がやってみせながら「一時に一事」でおこなうととても上手にできます。
このとき,机間指導をして,折り方のチェックをします。
おもて表紙,うら表紙,中3か所(1/2,1/4,3/4)を折らせます。
教師があらかじめ練習しておくことが大事です。
2.教科書とノートの記名点検
各教科の教科書とノートは事前に配っておきます。
教科書には「組・名前」,ノートには「教科名・学年・組・名前」を書いてくるように話します。
第3日目に,全員書いてくるか点検します。
隣同士チェックすると早くできます。
教師は,次のことに注意を払います。
観点 ていねいで美しい字で書いているか。
3.漢字・計算テスト
前学年の漢字50問のテスト(うつしまるくんの最初のページがよい)と計算20問テスト(計算スキルの最初の復習問題がよい)をします。
子どもの力をきちんと把握しておくことはきわめて大切です。必ずおこないましょう。
結果をきちんと記録しておくと,保護者に子どもたちの成長を説明するときの貴重な資料になります。
4.楽しい授業
子どもが熱中するような授業を用意しておきます。
例えば,「口に二画を加えて漢字を作る問題」「昼の長さと夜の長さの問題」などです。
5.ノートの書き方
日付,ページを書きます。
ページは,ミニ定規を使い,赤鉛筆で四角く囲むことを教えます。
一人ひとり確認します。
指示 できた人は持っていらっしゃい。やり直しと言われた人は,もう一度書いていらっしゃい。
と話すと,子どもたちは緊張感をもって取り組むことができます。
教師は,ていねいに書いている子を大いにほめながら,赤鉛筆で○をつけてあげます。
6.国語(音読指導と漢字練習指導)
音読指導は,追い読みをします。すると学級の音読の実態がよくわかります。
観点 教師は,音読をしながら子どもの視線を見ます。きちんと目で文章を追っているかが大切です。
漢字練習指導は,練習のしかた(ゆび書き,なぞり書き,うつし書きのステップ)を教えます。
これを知っただけで,子どもたちの漢字の習得率は格段にアップします。
それは,子どもたちが漢字の習得システムとして覚えられるからです。システムは,一生使えます。
7.算数(ノート指導が中心)
算数はノート指導が中心となります。
日付,ページを書きます。
線は,ミニ定規で引くことを約束させ,徹底します。
これも一人ひとり確認します。
教科書は,どこにページ数が書いているかを確認します。
教科書を使わずに算数の学習を進めてきた学級は,どこにページが書いてあるか分からないのです。
8.理科と社会
小単元ごとに,見開き2ページで「一つの作品」のように書くことを教えます。
ただ,第3日目で詳しくは教えられません。
見本となるノートを見せたり展示しておいたりするのがよいでしょう。
9.体育
集合,準備体操,整列(2列,4列,8列など)のルールを確認します。
ただ整列練習をさせるのではなく,ゲームなどの中で整列の練習が楽しくできるような工夫が必要です。