相 談 事 例  「 安くなるはずの電話代が高くなった!? 」

 大手電話会社の代理店から電話があり 「今より電話料金が安くなります。 今なら工事料も無料です」と言われよく分からないので断っていたが、何度もしつこく電話が来るので契約することにした。工事の人が来て箱のような機械を設置したのでそれは何?と聞いて初めて光回線に切り替わると分かった。パソコンもインターネットも使わないと伝えたが 「この機械をつけないと電話が通じなくなる」 と言われ仕方なく付けてもらった。しかし以前より通信料が高くなったので解約したい。 (70代 女性)

 最近このような電気通信の相談が増えています。電気通信とは従来の電話回線の他に光やADSLなどの通信回線、プロバイダと呼ばれるインターネット接続サービス、IP電話などの電気通信サービスを指します。
  電話勧誘の他に訪問勧誘や家電量販店に行ったら声を掛けられたなど、いろいろな形で勧誘されます。パソコンやタブレット端末を無料であげる、4万円のキャッシュバックをすると言われることもあります。電話勧誘を受けて資料を求めたら、契約完了の通知が送られた例もありました。
 失敗したと気付いて解約の連絡をしても、自動音声でつながらなかったり、窓口が違うと言われ、たらいまわしになりやっとつながっても1万円以上の違約金を請求される、ということがあります。

 事例の相談は、通話料は安くなったものの基本料金が高くなり、当初の工事代金が分割で加算されていたため以前より高くなったと分かりました。
  センターより交渉した結果、契約は取り消され、それまで払った通信料金が返金されて電話はもとのアナログ回線に戻してもらいました。
 また、 大手電話会社には、強引な勧誘や無料商法による販売方法の問題について代理店指導を徹底するよう要請し、消費者の生活や必要性に合ったサービスの提供を提案するよう話しました。

 電気通信の契約は、現在クーリングオフ制度が無く、契約書面の交付義務もありません。内容が複雑なのに電話一本で契約が成立してしまうことがあり、トラブルも増えています。
  安くなる、無料で工事する、タダでパソコンあげる、には要注意です。必要なければはっきり断り、 契約中の通信会社の金額や内容と比較して慎重に検討することが大切です。

困ったなと思ったら、消費生活センターに早めに相談してください。

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