相 談 事 例  「 通 信 販 売 」にご注意!

@有名ブランドの長財布が、 通常価格87、 000円のところ10, 400円という広告を携帯電話のインターネットで見つけた。 代金を振り込んだところ、 商品が近隣国から届いた。 財布は白のはずなのに茶色で縫製が雑だった。百貨店にある正規販売店に見てもらったところ偽物だとわかった。 メールを送っても返事がなく、 電話してもつながらない。解約して返金してもらいたい。 (40代女性)

A雑誌に開運ブレスレットの広告があった。「1年後には幸福になる、もし願いが成就されなかったら代金は返金」と書いてあったので、代金引換で商品を受け取った。しかし、まもなく家族が大怪我をして、兄弟がリストラにあった。ブレスレットが不幸を呼んだ気がして返品を申し出たが、1年後まで待つように言われ、解約に応じてもらえない。(50代女性)

 テレビやラジオ、新聞やダイレクトメールなど、私たちの周りにはたくさんの通信販売の広告で溢れています。「通常価格の半分」とか「すぐに効果が実感できる」など、魅力ある宣伝文句に引き込まれ、つい申し込みたくなります。また通信販売は、出かけることなく電話やメールで簡単に申し込みができ、利用者も増えています。

 しかし、実際に申し込んでみると、考えていたものとイメージが違うとか、使い勝手が悪いなどトラブルが多いのも現実です。また、事例のように解約の連絡をしても電話が通じないとかそもそも連絡先の表示がないといった悪質業者もあります。

 @は偽ブランドの典型的な例で、格安のブランド商品には注意が必要です。また、先払いも危険です。返品しようと思っても、偽物と知りながら関税を通すことはできません。店の評判などを事前に調べる必要があります。

 Aはいわゆる開運商法の事例です。「幸せを呼ぶ」「願いが叶う」などの言葉に加えて、「幸せにならなかったら返金します」という約束に安心して申し込む人がいますが、これは危険です。返金を求めてものらりくらりと話をはぐらかしたり、幸せを妨害する悪霊を取り払うために祈祷してあげると言って追加請求をされることもあります。

 通信販売はクーリングオフがありません。しかし、商品に傷があったり、違うものが届いた場合、修理や交換等を求めることができます。一切の返品交換はできないというような解約規定を表示する業者は要注意です。日本通信販売協会の会員であるか、ショッピングモールの補償制度はあるか、また販売店の住所や電話番号等を事前に確認することも大切です。トラブルにあったら、早めに相談してください。

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