相 談 事 例   「 死亡者への送りつけ 」

 亡くなった母あてに、パワーストーンと呼ばれる小さな石が送られてきた。3980円の請求書が同封されていたが、母が注文したとは思えない。払わなければならないか。

 最近、このような相談が相次いで寄せられました。パワーストーンとは、「幸福を呼ぶ」「願いが叶う」といった、霊的な力を持つ天然石あるいは天然石を使ったブレスレットなどの装飾品のことです。

 いずれの相談も、最近亡くなった人に宛てて送りつけられており、新聞に死亡広告を掲載していたことが共通していました。 相談者は息子や孫などの親族で、本当に注文したかどうかを亡くなった本人に確認するわけにもいかないため、困って相談してきたものです。

  事例の相談では、亡くなった本人が長く入院していたためパワーストーンを注文したとは思えない、従って請求には応じられないと娘さんから事業者に宛てて手紙を出しましたが、手紙は宛先不明で戻ってきました。

  契約事実がないのに一方的に商品を送りつけて請求する手口は、ネガティブオプションと呼ばれています。もとより事業者に請求権はありませんが、特定商取引法では、商品が届いてから商品を保管して14日経過(あるいは商品の引取りを求める通知を出して7日経過)すれば事業者は商品の返還を求める権利もなくなると定めています。

  パワーストーンの他には、健康食品や化粧品などを送りつけて代引で支払わせるなど、悪質な販売方法がありますので注意が必要です。

「 困ったな 」 と思ったら、
     消費生活センターに早めに相談してください!

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