相 談 事 例  「 マ ル チ 商 法 」

 知人から高額な核酸の健康食品を勧められ購入した。セミナーに行ったら、「癌も痛風も治る」「病院に行く必要が無くなる」などと体験談を力説された。問題ではないか。

 この事業者の勧誘方法はこの他にも「体の悪いところが良くなる」「不妊治療をしている女性に子供が授かった」「大学の先生が推奨している」と説明したり、「無料で商品がもらえる」と言って事務所に誘い、飲んで黒い便が出た人に対し「体の悪いものが排出しているしるしなのでもっと飲むよう」勧めた例もありました。
  健康食品は医薬品ではないので効能効果をうたうと、薬事法違反になります。また、核酸は、妊娠中や授乳中の女性が大量摂取すると危険性がある可能性(国立健康・栄養研究所)もあり、無責任な勧誘や説明を鵜呑みにしないよう注意が必要です。

 また、「人を誘えば自分の支払い分がすぐ儲かる」という勧誘はマルチ商法(連鎖販売取引)で、ピラミッド式に拡大する組織に加入し、商品等を販売することでマージンを得る販売形態ですが、収入より自分の支払いの方が多かったり、勧誘しても断られて人間関係が崩れるなど問題点も多い商法です。
  さらに、勧誘する者は書面交付義務や根拠無く儲かるという説明をしてはならないなどの規制が有り、自分が加害者になる危険もあるので注意が必要です。

 マルチ商法は20日のクーリングオフ期間があり、それを過ぎても中途解約権があります。もし契約しても諦めずにご相談ください。

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