相 談 事 例  「 布団訪問販売 」

 訪問してきたA業者から「布団代金の未払分がある」と言われ、数回にわたり現金で300万円も渡してしまった。以前訪問販売で布団を買ったことがあり、その業者に集金を頼まれたと言うので、言われるままに払った。 B業者からも来訪を受け布団代金を請求され、90万円払った。しかし未払いは無く騙されたとわかった。領収書も無く、業者名も分からない。(80代 女性)

                    

 布団の訪問販売については、ここ数年減少傾向でしたが、以前の被害者を狙った二次被害的な相談が寄せられています。
「以前買ってもらった布団に不具合があったので、取り替える」
「前の布団を点検に来た」
などと言って断るすきを与えず家に上がり込みます。そして新たに布団を買わせたり、事例のように未払分と言って支払いさせます。お金がないといっても、車で銀行まで送られ預金をおろすよう言われます。領収書や契約書などが渡されないことも多く、後で騙されたと気がついても連絡がつかず、解決困難な場合が少なくありません。

業者は様々で、この他にも
「注文のあった布団カバーができた」
「敷きパッドを使用することが義務付けられた」
「どんな布団を使っているか見せてください。これはもう古くて使えない。」
などといって、強引に数十万円の高額な布団を購入させようとします。

 割賦販売法改正により、布団のクレジット契約は少なくなりましたが、その場で現金を持ち去るような悪質な事例が目立ちます。以前の購入者のリストをもとに再度訪問していることが考えられます。高齢者は特に注意が必要です。

 冒頭の事例は、A業者は連絡不能で解決にはなりませんでした。B業者の携帯番号には連絡がつき、以前契約した業者であることが判明。交渉の結果、上記90万円と過去に購入した布団代金を含め130万円が返金されました。相談者には警察にも相談してもらいました。ドアは施錠し、来訪者があっても開けずに業者名と目的を聞き、不審な業者ははっきり断りましょう。

契約をしてしまったら連絡先を聞き契約書を求め、早めにご相談ください。

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