ホームレスと市民の間に
| 信号のそばで、寄付(?)を待っているホームレスです。トゥナイトのつづりが間違っていますが、だから仕事を失ったというわけでもないのでしょうけれど・・・。 日本のホームレスの人たちより、この人たちの方が、一般市民との隔たりが少ないように思いました。「違いは運の善し悪しさ」といった、からりとした部分を感じました。 そのことは、右の写真に見るような、市民によるボランティアのあり方からも感じました。スーパーマーケットの出口付近で、買った物の中から何か一品の寄付を募っています。 よく、アメリカ社会はドライだと言われますが、決してそうばかりとは言えない部分があることを日本人も知るべきではないでしょうか。たとえば、いわゆる人員削減にしても、日本では、人件費のかかる年配者がその対象になる場合が多いようですが、アメリカでは一般に、労使の話し合いの結果、勤続年数の少ない人からレイオフ(一時帰休)されるというルールがしっかりできており、自分が名簿の何番目に乗っているのか把握することができます。また、レイオフされた場合でも、あくまでも一時帰休であって、会社の業績が上向き、人員を増やす場合には、後からレイオフされた人から順に、希望があれば復職できる決まりになっています。こうしたルールのない日本の現状では、会社に忠誠心を持てといったって、しょせん無理な話ですよねえ。信頼関係という大切な物を今、日本人は失おうとしているような気がします。沈みかけた船から、荷物をどんどん捨てて少しでも身軽になろうという気持ちはわかりますが、そうやって捨てた後に残る物って、いったい何なのでしょう。 |