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デッキ造りの作業編です。ここで重要なのは、基礎(束石)です。何事も基礎、土台がしっかりしていないと、建物は揺らいで長持ちはしません。この地は、極寒地です。この地に来てはじめて、凍結深度と言う言葉を知りました。関東の平地では、束石は土を平らにしてただ置けばそれで大きな問題は無いのですが、この地でそれをやったらとんでもない事になってしまいます。造ったものが上がったり下がったりして、数年でガタガタになって使い物にならなくなってしまいます。普通では考えられませんが、土は凍ります。凍ると体積が大きくなります。と言う事は、束石で言えば、持ち上げられます。融けると下がります。日向と日陰では、時差ができます。結果、ガタガタになると言う事です。この土が凍結をしない深さを凍結深度と言います。ですので、この深さ以下まで基礎を埋め込む事が必要になります。 |
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束石です。
何事も基礎が大切です。
この束石は、ただ者ではないですよ。 |
ここは長野県内のとある高原。
極寒地で凍結深度800mmです。
基礎(束石)の深さは800mm以下とします。 |
束石はボイド管でGL(地面)下800〜1000mm入れます。 |
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| 建物側は、束柱を立てず、基礎を打つときに、ボルトを入れてもらってあります。横板を止め、束柱と根がらみの役割をします。 |
束柱は90mm角。これを400mmの長さにカットします。 |
400mmにカットしたものです。 |
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束柱の仮置き。
建物側は、束柱の代りに、30×120×4000の板をボルト止めします。 |
束柱が浮いたり動いたりするのを抑えるため、L型金具でボルト止めをします。 |
根太の高さを決め、根太が水平になる様に根がらみを取付けます。建物側も事前に入れてあるボルトを利用します。 |
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必ず事前に、下あな開けをしておきます。
錐やボルトの途中欠損を防ぐため、重要です。 |
建物側根がらみと、外側の束柱に付けた根がらみは、水平を取ってあります。(当然!) |
根太です。 |
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| 根太のスパンが少し広めの為、束柱をサンドウィッチし強度を保ちます。 |
根太位置が決まりました。 |
一つひとつ、丁寧に下あなを開け。 |
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ビス打ちです。
錐やビスが途中で折れると、折れたものを取り除くのに相当の手間ひまが、かかってしまいます。
急がば回れ!です。 |
床板を仮置きします。 |
床板の長さは6種類。これを千鳥張りする為、仮置きでイメージ作りです。 |
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| 全体の仮置きができ、床板の長さのイメージが出来ました。 |
6種類の長さにカットします。1列は幕板用。 |
卓上スライド丸のこ。900mm角もカットできます。
活躍しました。 |
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| ボール盤で、下あな開け。 |
錐、ビスを真っ直ぐ打つ為、丁寧に。あとで楽です。 |
床板を真っ直ぐに止める為、糸張り。 |
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経費節減の為、原始的な方法です。
ナイロン糸の両端に工具をぶら下げ、分銅とします。 |
板にはかなり曲がりがありますので、直線に張るのは、苦労します。仮押さえのクランプは活躍します。 |
側面もでこぼこを避け、直線を取ります。ナイロン糸に工具の分銅利用。 |
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| いよいよ終盤戦です。最後こそ気を緩めず慎重に。 |
板の曲がり、そりの矯正。
堅い木のため、ただ押しただけではダメ。一方をクランプで固定し、てこの原理を利用。 |
残り一列となりました。全部で25列です。 |
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| 全体が見えてきました。 |
25列、張り終わりました。 |
最後に、幕板を付けます。
これで感じがかなり代わり高級感が出ます。 |
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