さて、昨年は、統一自治体選挙に続く参議院選挙におきまして、私たち民主党は
参議院で第一党となり、過半数を得ることができました。皆さまの力強いご支援・
ご支持の賜物であると、心より感謝を申し上げます。
皆さまのご期待に応えるためにも、選挙マニフェストで公約した政策を次々と法案
化し国会に提出してきました。すでに年金保険料の流用禁止法案や農業の戸別所
得保障法案等は参議院で賛成多数で可決しています。国民の皆さまへのお約束は
着実に一歩ずつ果たしてまいりました。
今月15日に臨時国会は閉会しますが、間をおくことなく引き続いて通常国会が
始まります。
そして、今年は、衆議院の解散・総選挙が行われるといわれています。この選挙は、
日本の政治を今までどおりの「政・官・業癒着政治」「格差拡大社会を温存する政治」
とするのか、それとも、民主党が主張する「国民の生活が第一」の政治を実現するの
かが問われる選挙となります。
長期の権力は腐敗します。防衛省の汚職、薬害肝炎問題、「5000万件の消えた
(宙に浮いた)年金」問題などで明らかなように、自民党の長期政権の下で政治も行政
も腐敗しきっています。
これを変えるには、もはや政権を交代する以外の道はありません。
私は今日まで、「真に国民のための政治」、「だれもが安心して暮らせる日本」の
実現をめざして参りました。これからも、皆さまの思いをまっすぐに受け止めて、その
実現にまい進いたす決意でございます。
今後ともより一層のご支援ご鞭撻をお願いいたします。
最後に、今年一年が皆さまにとりましてよき年となりますよう、心から祈念しております。
衆議院議員 福田昭夫