わが国では、「租税特別措置法」で、中小零細の酒造メーカーに対し酒税が軽減

 されています。今日まで延長を重ねてきましたが、来年から延長しないことになって

 います。

 そのことにより廃業を余儀なくされるメーカーも少なからずでてくることが予想されます。
 
  そこで、酒造メーカーの方に清酒製造業の現状と将来展望についてお話を伺いま

 した。地元栃木県からは酒造組合会長の島田嘉内さんと副会長の渡邊護さんにお越

 しいただき、率直な意見交換を行いました。

  地場産業としての造り酒屋が廃業する

 ことがないようにするためには、当面は

 現在の措置法を延長するように求める

 必要があります。

  また、恒久的に保護できる仕組みに

 ついて法制度をを含め見直すことも今

 後の検討課題となります。

  参加者からは、お酒は文化であるこ

 とを忘れているとの指摘もあり、今後は

 原材料である米問題・農業政策や経済

 産業政策との連携も課題になりそうです。

  夜開かれた懇親会では、久しぶりに

 美味しい日本酒を味わいながら、同僚

 議員と楽しいひと時を過ごすことができ

 ました。

  戻る
        




「国内生産酒を考える会」の勉強会が開かれました。 H19.9.19




栃木県酒造組合会長の島田嘉内さん(マイク)
     副会長の渡邊護さん
(手前)
                         会館にて



            勉強会の様子