農水省と厚労省は、米国内の牛肉出荷施設の査察結果を公表、7月中にも輸入
条件の緩和に向けた協議を開始するとしていますが、これに対し米国側は20ヶ月
以下という輸入条件の撤廃を求めています。
米国からの牛肉輸入では、昨年11月に対日輸入リストにない胸腺の出荷が判明
したのを皮切りに衛生証明のない違反物が混載されずさんな管理体制が次々と明ら
かになっています。
韓国でも同様の事態がおき、4月に牛肉
輸入を再開したところ5月に取り決めたも
の以外のものが混入していたことが発覚し
たため、6月には輸入の全面的に中断する
という措置をとっています。
米国施設の査察も十分とはいえないまま
日米間で安易に交渉に入り、なし崩し的に
条件が緩和されるようなことは、国民の食
の安全確保の観点から、決してあってはな
らないことです。
私は農水委員会にも所属していますが、この問題について政府の対応を引き続き監
視していきたいと思っています。 戻る
月齢30ヶ月以下の米国産牛肉のなしくずしの輸入に反対する国民集会が開催H19.6.22
集会の様子(H19.6.21)
会館にて