5月18日(金)、総務委員会で「足利銀行の受け皿問題と地方分権改革」
について、質問にたちました。
まず、足銀問題については、再生
計画の進捗状況や栃木県の要望に
ついて政府としてどうのように受け止
めたのか、また、受け皿の選定はど
のように進展しているのかについて
政府に質しました。
答弁に立った大村金融担当副大臣は、
「数や名称については作業をスムースに
進めるため公表できない、決定したら経
過を含めて公表する」として、現時点での
具体的な作業状況については回答を避け
ました。
地元ではオリックスなど外資系が選定されるのではないかという心配があること
から、よもやそのようなことにならないように対応してほしい旨、重ねて強く要望し
ました。
地方分権改革については、前々から私が考えていた「地方分権時代にふさわし
い地方自治体のあるべき姿、追及モデルについての試案」を資料として配布し、
提案しました。
具体的には次のような内容です。
(1)国と地方の役割分担を決める→地方の仕事は都道府県に移譲する
(2)国の地方支分部局は廃止する
(3)都道府県は共同処理が必要とするものについて都道府県連合を設立して対
応する
(4)都道府県の仕事を政令市又は合併市及び市町村連合に移譲する
(5)合併しない市町村は、共同処理が必要なものについて市町村連合を設立して
対応する
(6)税財源を仕事にみあう様に都道府県及び政令市並びに合併市又は市町村
連合に移譲する
(7)その上で10年後に国と地方の役割分担及び地方自治体のあるべき姿(一層
制か二層制か三層制か)を補完性の原理に基づいて決める
菅大臣からは「検討に値する案」と評価されましたが、分権改革については今後
とも引き続き追及していくつもりです。 戻る
総務委員会での質問の様子 H19.5.22
「足利銀行の受け皿問題と地方分権改革」について
委員会での質問の様子
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