12月12日(火)、日本経済新聞31面特集記事(知事の犯罪ドミノ―談合・
収賄・・・なぜ止まらぬ)に、以前、取材を受けた記事が掲載されました。
〜日本経済新聞より抜粋〜
首長権限 悪用防ぐには
知事の任期、2期8年で十分
知事は国会議員よりも絶大な権力を持つ。知事に就任後、団体や企業など
すべての県民が自分に一目おくようになった。しかし、お世辞が中心で、人格
ではなく地位に頭を下げてくる。就任中、知事の権力を利用しようという人物
の働き掛けは常にあった。職員に「悪い情報も出してほしい」と言っても、良い
情報しか上がってこなかった。
一般競争入札制度は普及してきたが、導入したとしても談合体質は消えない
だろう。監視役としての議会では議員が建設業界のオーナーで、業界から資金
の提供を受けている場合もあり改革は難しい。
一番の防止策は首長の任期制を導入することだ。知事や政令市長は2期8年、
その他の市長村は3期12年で十分。
組織が大きいほど任期は短いほうがいい。2期8年知事をやって成果を残せ
ない人はそれ以上やっても無理。任期を定めることで若い人が選挙に出馬しや
すくなり、政治も活性化する。 戻る
日本経済新聞に掲載されました。H18.12.12
一連の知事の不祥事について