11月24日、下野新聞に二宮尊徳翁の没後150年にちなみ、特集記事が掲載
されました。
〜下野新聞抜粋〜
真心を表す「至誠」と文字通りの「勤労」、収入(条件)に応じた生活をする「分
度」、さらに節約で余った分は子孫や他人、社会のために譲る「推譲」を基本
とする尊徳思想。
これらに今、中国をはじめ超格差社会といわれる米国や、英国の研修者が目
をつけつつある。
戦前、尊徳思想が広く行き渡っていた日本。国際二宮尊徳思想学会顧問を務
める福田昭夫衆院議員は「拝金主義となってしまった今の時代、(尊徳思想は)
そう簡単に理解されない。しかし日本でも徐々に見直されてきている」と話す。
2000年4月に地方分権一括法が施行されてから6年。福田さんは、同法が
自己決定・自己責任の考えに基づくものとした上で「ペイオフ制度や障害者自
立支援法なども考えは同じ。今後さらに大変な時代がやってくる」と指摘する。
そして、「解決の糸口は尊徳にある。尊徳が目指した人間像、すなわち自助、
共助のできる人こそ、新しい国づくりに耐え、元気も出せる」と続けた。
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二宮尊徳翁の教えが世界で注目されてきました。格差社会是正へ期待 H18.11.28