道州制のあり方については様々な議論があります。

 一般的には現在の都道府県を廃止し、これに代わる広域自治体として道州制を

 位置づけるという考え方ですが、国と地方の役割や権限等が大幅に見直されるこ

 とにもなります。

  しかし、今回の政府案は、道州制という言葉の定義もなく、肝心な税財源の移譲

 の盛り込まれていない、実に中途半端な法案です。

 権限の移譲や国の地方支分部局との統合、さらに市町村への事務や権限の移譲

 について具体的に尋ねましたが、ご指摘はその通りと言うばかりで曖昧な答弁で
 
 した。

  北海道の支分部局の職員数を尋ねても、

 大臣は調べる必要があることを認めました

 が、事務方は手元に資料がないと言い逃れ

 る有様です。
 
 手元にないのではなくそもそも調べていな

 いのです。

  こんな基礎的な数字すら調べていない中

 で法案審議をするというのは、節足という

 ほかありません。とにかく法律を作るこ

 とが自己目的化されているのです。

 来週火曜日(14日)、総務委員会で地方分権改革推進法案について質問に立ち

 ますが、改めて分権改革について政府の考えを厳しく質すつもりです。

 質疑の詳細は会議録をご覧下さい。

 地元事務所にご一報ください。
   
      



 内閣委員会で道州制特区法案について質問しました  H18.11.10

  



 
        
質問の様子(11/10)

















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