私は以前から森永卓郎氏を民主党の税調の講師としてお呼びしたいと思い、関係者
に働きかけてきましたが、7月5日(水)、ようやく実現しました。
結果は予想通り大変参考になる話でした。
森永さんは、小泉政権の税財政施策は「大金持ちを減税してまじめに働く者から増税
する」もので、逆累進課税になっていることを指摘し、政府の増税キャンペーンはその具
体化だと批判。消費税の税率を上げるのでなく、金融所得課税を厳格にとり、1,500万
円以上の金融資産へ課税すれすれば、約1,000兆円が対象となるので、仮に2%の
課税でも20兆円の財源を得ることができることを示しました。
私もまじめに働く人から増税するのでなく、ヒルズ族のような超富裕層から適切な税金
をとるというのは公平な市民社会のルールだと思ってきましたので、氏の意見に大いに
賛同しました。
私が足銀の破綻について質問したところ、
UFJ銀行と同様に竹中・木村・福井・それに
連なる人らしいが外資に売り渡すためにしく
組んだもので、破綻の2日目にゴールドマン
サックスがゴルフ場を購入したことからもそ
れは明らかだと指摘していました。
このような有意義な話は、地元の皆さんにも
お聞かせしたいので、そうした場を設けること
を検討したいと思います。
民主党の税制調査会で森永卓郎氏の
講演を聞きました H18.7.6