7月3日(月)、例年行われている県と国会議員との懇談会が都内で開かれました。
私の知事時代も同様に懇談会を開きましたが、今回は、参加議員それぞれから建設的な
ご意見が述べられていたと思います。
私は、知事に4点について意見を申し上げました。
その1つは、国と地方のあり方が問われている中で、地方6団体が出した7つの提言に
ついての知事の見解です。
2つ目は、足銀の破綻処理処理と受け皿銀行についてで、国会での与謝野大臣との質疑
を紹介した上で、米国に追随する政策を進めてきた小泉・竹中路線の延長で、外資が受け
皿にならないよう注意すべきだと指摘しました。
3つ目は、自民党の議員からも出ていた栃木SCのスタジアムの建設について、
宇都宮市街地開発組合に100億の積立金があるのでこれを活用することを知事に提案
しました。
4つ目は、他の議員から県特産の農産物の輸出を検討すべきとの意見が出ていましたが、
私はそれに加えてコシヒカリの輸出を検討すべきだと提案しました。
知事は、6団体の提言に賛成であると述べましたが、他の質問については検討すると言う
曖昧な答弁で終始しました。
それにしても、一部の自民党の議員から
宇都宮市二荒山神社前の高層マンション
の建設問題について懸念が表明されたの
はもっともなことだと思いました。
今回の計画は、そもそも街をどのように
再生していくかの計画的なプランがなく、国
の補助金頼みでその場しのぎの対策になっ
ています。これでは街は再生されません。
下野新聞にマンション建設に反対する市
民の「意見広告」が掲載されていましたが、
皆さんの疑問は当然のことと思いました。
県と国会議員との懇談へ
参加しました! H18.7.4