参議院の定数を4増4減する公職選挙法の改正が、衆議院本会議で可決・成立
しました。
参議院の1票の格差を是正するための法案ですが、自民党と公明党が出した与党
案は東京 と千葉を増やす一方、栃木と群馬を4から2に減らすというものでした。
最高裁は、5倍以上の格差を辛くも合憲と
しましたが、「現状が維持されるのであれば
違憲の余地がある」と厳しい意見をつけてい
ました。
私は、昨日開かれた「政治倫理の確立及び
公職選挙法改正に関する特別委員会」で質問
に 立ち、1票の格差が5,18倍から4、84倍
に縮まるだけで、急場しのぎにすぎないことを
指摘しました。
その上で、参議院のあり方を含め、抜本的な改革を行うべきであると 強く迫りましたが、
残念ながら多数決で与党に押し切られてしまいました。 1票の格差を是正することは
立法府の責任だと思います。わずかな審議時間でお茶を濁すようなことがあってはなら
ないのです。栃木県民の一人としても納得ができない結果で す。
「国会での格差解消に期待するのは、百年河清を待つに等しい」とのマスコミの批判 は
残念ですが議員として肝に銘じておきたいと思います。
質疑の詳細につきましては、「会議録」をご覧ください。
地元事務所に用意していますのでお気軽にご連絡ください。
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参院4増4減可決をうけて・・ H18.6.1
質問に立つ私