<福田あきお がんばります!>下野新聞インタビューを一部紹介します
 新しい国のかたちを対案に    H17.11.18下野新聞より   

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 9月の衆院選で初当選し、知事から国会議員に転進した民主党の福田昭夫衆院議員(57)。先の特別国会では総務、決算行政監視委員会でそれぞれ質問したほか、同党の新人議員勉強会の会長に就任するなど精力的に活動した。2カ月の議員生活を振り返ってもらうとともに、今後の抱負を聞いた。
−自ら経験してみて市長、知事と国会議員の違いは何か。
「一番の違いはスタッフの数。首長はスタッフ(職員)が豊富で、待っていても情報が入る。一方、国会議員は公設秘書が3人しかおらず、その中で情報を見つけてこなければならない。向こう(官僚)からは寄ってきてくれないから、自分で情報収集を行わないと。よほど国会議員が勉強しなければ、政治主導の行政はできない」
−国会議員として今後取り組むテーマは。
「新しい国のかたちをまとめて、国民的な議論にしたい。その際大事な点は3点。
@地方主権(市町村合併と道州制のあり方)A年金、医療などの社会保障制度で、国民負担率と国民サービスの範囲を決める。B防衛・外交。恒久平和の追求と自衛権行使の関係をどうするのか。
これがまとまれば、自民党に対する大きな対案になる。
「私が目指す国家は、教育を充実し、人、モノ、文化の交流を通して平和を追求し、日本人が世界の人たちと平和で          豊かに暮らす「国際文化経済
交流国家」だ。


−初質問の出来栄えは。
「両方で素晴らしい答弁を引き出せた。総務では、麻生太郎総務相(当時)が「公務員給与カットを地方交付税カットにつなげない」と答えたが、これは大変な約束。決算でも国土交通省からダムの水利権の用途変更を認めるというか、むしろ地方自治体に勧めたいとの答弁を得た。今までではあり得なかった話で、国交省も考え方が変わったようだ。」