オフショア(陸から海に向かって吹く風)の場合は、オンショア(海から陸に向かって吹く風)に比べて、吹走距離が短いので大きい波は発生しづらいです。

☆風が長い時間強く吹いているのに波がそれほど高くない場合はこのケースであることが多いです。

しかし、あきらめてはいけません。本当に良い波はこのオフショアの時に発生するのです。
うねりが入ってきている海面にこのオフショアが吹くと、波のスピードは落ち、形は切り立ち、フェイスが広くなるため、絶好のサーフィン波が出現します。

そこで、うねりが入ってきている時にオフショアに遭遇する為のポイントを以下に示します。
@低気圧の位置をしっかり把握せよ。
 基本的に、風は低気圧に向かって反時計回りに吹き込みます。
 場合によっては、↓ここで風向を確認せよ。
http://www.jma.go.jp/jp/amedas/000.html?elementCode=1

A高い山と山の間(の近く)にある海岸を狙え。
 風は地形に遮られると収束をおこします。
 行き場の無くなった風が抜けてくるポイントを狙いましょう。

B偏形樹を見よ。
 樹木は風上に向かっては成長が難しいので、偏形樹を見ると、
 その地点の卓越風の方向を読み取ることができるのです。

C陸地の気温が海上の気温を下回っている時間帯を狙え。
 陸地より、海上の気温の方が高い場合、「陸風」という陸から海へ向かって吹く風が発生します。
 これを利用しましょう。要は、朝早く出かけてサーフィンしましょう!!ってことです。

 

気象予報士
一つ前のページへ戻る
             
 
気象予報士
トップページへ戻る

 SnowDrop〜独学で気象予報士を目指せ〜