霊界構造 「死後の世界を突きとめた量子力学」(著者:コンノケンイチ)より転載
         著者が参考にした文献:スウェデンボルグの「霊界」、巨人・スウェデンボルグ伝

 「この世」とは、霊界という広大無辺な空間の中にポッカリと浮かんでいる一つのゴムの球のようなもので、このゴムの球である「この世」の周囲はすべて霊界で取り囲まれている。
 しかし実はゴムの球の中(この世)も一種の霊界で、そして他のすべての霊界が「この世」に染み込んでいる。

 「この世」以外のすべての空間は完全な霊界なのだが、ゴムの球(この世)の中だけは例外的に物質界と霊界の二つの世界が同じ空間に共存している。だから同じ空間に、二つの物質が共存することもできる。単に空間の性質が違うだけなのだ。

 霊界(死後の世界=幽界)は、「この世」の背後にぴったり寄り添って実在している。それは金貨の表と裏のようなもので、本来は別々の世界ではなく一つの世界なのである。
 そして「幽界」と「この世」の二つは、それを含めた別の大きな世界の一つの部分なのである。

 人間の生命の源は霊界の太陽である。霊界の太陽は不思議なことに人々の正面に常に位置して輝いている。

 霊界ではあらゆるものが意識を有しており、とくに人の意識が霊界では強く関わり干渉し合っている。

 「この世」の人の意識も霊界へ影響を与えているが、それ以上に霊界のエネルギーは「この世」に強く干渉している。

 霊界では距離やスピードという観念は存在しない。人の意識は瞬時に伝わり、行きたい場所を意識するだけで瞬時に移動できる。

 「霊の世界」を大まかに分類すると、「天国界」、「中有界」(精霊界)、「地獄界」の三つになる。
また、それぞれが同じように三つの世界に分かれて、下層に行くほど凶悪な霊の住む恐ろしい世界になる。
どの霊界に行くかは、あなたの有する本性次第となる。

 霊界と地獄界は、力の均衡によって保たれている。
   説明省略

 人間が死後に天国界で幸福な生活に入るのも、また逆に地獄界に入るのも、その人の生涯の報酬や罰として入るのではない。自分の霊質に合致した霊界に入るのである。人間であった時の意識と記憶そのままに、死後に永遠に生を送ることになる世界のほとんどを決めてしまうのである。

 このようなことが人々に理解されないのは、「この世」の物質的な習慣に従って考えているために過ぎない。