私たちが住むこの世界は第六天の魔王が支配する国土である。一切衆生は久遠の昔から、ずっとこの魔王の家来であり領民であった。地獄から天界までの六道を25種に分けて、その牢の中に一切衆生を入れるだけでなく、妻子という足枷手枷をかけ、父母や主君という権威や力の網を天に張り、貪じん痴という煩悩の酒をのませて仏性という本心が目覚めないように騙している。ただ悪の行為だけを酒の肴として勧めて、三悪道の大地にごろごろと横たわらせている。そしてたまたま善の心を起こす者があればその邪魔をする」
日蓮大聖人 (「兄弟抄」御書1081ページ 通解)
人間とは、わたしたちが宇宙と呼ぶ全体の一部であり、時間と空間に限定された一部である。わたしたちは、自分自身を、思考を、そして感情を、他と切り離されたものとして体験する。意識についてのある種の錯覚である。
この錯覚は一種の牢獄で、個人的な欲望や最も近くにいる人々への愛情に私たちを縛り付けるのだ。
私たちの務めは、この牢獄から自らを解放することだ。それには、共感の輪を、すべての生き物と自然全体の美しさに広げなければならない。実質的に新しい思考の形を身につけなければ、人類は生き延びることができないだろう。
アインシュタイン