篠原菊紀・諏訪東京理科大学教授によると、スウエーデンのカロリンスカ研究所・加齢研究センターの調査をはじめ、脳と健康、あるいは脳と生活習慣病はとても密接な関係にあることが多数、報告されているそうです。(以下引用)
血圧の上が140oHg以下、肥満を示すBMI値が30以下、コレステロールが250mg/dl以下で、日常的に運動をする人は認知症になりにくいという研究結果が出ています。
男性であれば、認知機能が定年退職後、極端に落ち込みがちです。何らかの集会や学習講座に、月平均2、3回ほど参加するだけでも、認知機能が回復します。
だれかと同じ空間を共有することが大切です。自分が笑ったり、他人の笑顔を見たりするだけでも、脳は活性化されますから。笑いのある地域や社会、家庭は、それだけで実は、脳をやさしく育ててくれるのです。
篠原菊紀・諏訪東京理科大学教授によると、脳の、情動や行動をコントロールする前頭前野は、人と話したり、人のいいところを見つけようとする時、活性化する、というデータが得られているそうです。(以下引用)
特に、対人コミュニケーションの場合、「表情を読み取ろう」「情動を感じ取ろう」と、言語外の情報に意識が向きますので、脳が活発に働きます。
”脳トレ”とは、いわば、脳に負荷を掛ける作業です。
パソコン上では、感じを先読み変換してくれるので、文字を覚え、書く機会が減っています。脳を鍛えるチャンスが失われているわけです。
また、昔は今と比べ、はるかに運動する機会は多かった。農作業も手伝えば、長距離を歩行することも日常だったわけです。
ちょっとした負荷を経験すれば、それが刺激となって、心地よい達成感や充実感を得ることが出来ます。その意味では心を安らげることにも役立つかもしれません。