当体義抄
常勝の空 「日蓮仏法御書要文検索」より転載
| 御書本文 所詮妙法蓮華の当体とは法華経を信ずる日蓮が弟子檀那等の父母所生の肉身是なり、正直に方便を捨て但法華経を信じ南無妙法蓮華経と唱うる人は煩悩業・苦の三道・法身・般若・解脱の三徳と転じて三観・三諦・即一心に顕われ其の人の所住の処は常寂光土なり |
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| 通解 結局、妙法蓮華の当体とは法華経(御本尊)を信ずる日蓮の弟子や檀那たち父母から生じたところの肉身そのものをいうのです。正直に方便の教えを捨てて、ただ御本尊を信じて、南無妙法蓮華経と唱える人は、煩悩・業・苦の三道(迷い、苦しみの状態)を法身・般若・解脱の三徳(仏のそなえる福運)へとかえて、空仮中の三観・三諦(仏の生命)がそのまま生命に顕れ、その人が生活するところは、仏の住むべき常寂光土となるのです。 |